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HG様邸(中津市 デザイナーズハウス)

大分県中津市の分譲地・新築住宅・注文住宅・デザイナーズハウス。

家づくりの会社、地域密着型工務店・ハウスメーカー、フォーユーホームの中島です。

 

さて、トップページにバナーリンクが追加されました。

こんなのです。↓

もう書いてありますが、お客様により分かりやすく、お家づくりに安心して取り組んで頂く為に、不安や疑問を解決できる冊子などをまとめた、資料セット「家はこ」の請求ページにリンクしています。

「資料請求ってよく聞くけど、何を請求したら良いの?」「どんな資料がもらえるの?」と、モヤモヤしている方、ぜひご覧ください!

 

さて、今日は現場の様子を。

中津市湯屋分譲地 デザイナーズハウス HG様邸です。

外壁工事もほぼ終わり!

完成形が見え始めました。

 

というところで、ここまでの流れを、例によって時系列で並べてみます。

建て前開始

 

上棟・小屋掛け完了

 

透湿防水シート張り~外壁工事開始

 

外壁工事完了直前(現在)

 

 

別アングルで。

上棟日

 

透湿防水シート張り~外壁工事開始

 

外壁工事完了直前(現在)

バルコニーまわりに木目調のサイディングが採用されていますが、他の部分の紺色のサイディングと、色の相性がばっちりです!

人気の組み合わせですが、実際に見ると、確かによいよな~と納得します。

 

さて、内部も進行中で、大工工事が佳境です。

現在石膏ボードの張り込みや、造作部分の工事が進行中。

この辺ボード張り待ちですが、断熱材の周りをしっかり気密テープで目張りしているのがお判りでしょうか?

こういう細かい所まできっちりと行う事で、断熱材の性能をしっかり引き出すことができます。

第3者機関による断熱検査を受ける事で、こんな細かいけど大事な部分が強化されてきていると感じます。

ミスもかなり減ったし、あってもその場で修正されるしで、良いことだらけです。

 

さてそんな内部もビフォー・アフター。

断熱材施工中

 

ボード張り・造作工事

 

大きな吹抜が特徴的な、HG様邸。

来週末には足場が外れて、全容が見えるようになる予定です!

台風が来ないといいな~・・・。

 

ではまた!

 

家づくりのお話

大分県中津市の分譲地・新築住宅・注文住宅・デザイナーズハウス。

家づくりの会社、地域密着型工務店・ハウスメーカー、フォーユーホームの中島です。

 

秋も深まってきて、日が落ちるのが早くなってきました。

朝夕もだいぶ涼しくなってきましたね!

今年の夏の暑さはなかなかのものだったので、やっと一息という感じです。

 

さて、秋が深まって、これからは段々と気温が下がり、次にやってくるのは冬。

冬になるとコレに頭を悩まされる方が多いのではないでしょうか。

 

そう・・・

窓の結露。

いやですよね~・・・。

ひどい時には床にたまるほどになり、カーテンもグッショリ。

毎日繰り返すものだから、ふと見るとカビが生えていたり・・・。

 

◆結露の仕組み

 

そんな窓の結露ですが、なぜ起きるのでしょうか?

そう・・・例えば、夏に冷えたグラスに水滴が付きますよね。

アレと同じ事で、水蒸気を含んだ空気が冷やされることで、ため込んでいた水分が気体から液体になり、それが集まって水滴になるわけです。

もうちょっと詳しく説明すると、理科の授業で習ったと思いますが、空間には飽和水蒸気量というものがあります。

ある温度で一定の広さの空間には、抱え込める水蒸気の量が決まっていて、温度が高いほど抱え込める水蒸気量が多く、低くなると少なくなっていきます。

温度の高低で大きさの変わるコップ・・・をイメージしてください。

水の量が一緒でも、温度が下がってコップが小さくなっていくと、いつか溢れますよね?

そうして溢れた水分が水滴となって、結露となる、という事です。

 

ではなぜお家の中でそれが起きるのか、というと、窓の温度が低いから、です。

特に冬はお家の中の空気が暖房で温められ、水蒸気をため込んでいる状態。

これが外気でキンキンに冷えたガラスに近づくことで冷やされ、飽和水蒸気量が下がり、抱え込めなくなった水分が窓ガラスに結露してしまうわけです。

まさに夏のキンキンに冷えたグラス状態。

そして、朝起きたら窓がグッショリ・・・です。

 

◆結露による弊害

そんな結露ですが、発生することでのメリットはありません

気分的にも嫌ですが、上にも書いたように、

・カビが発生

そして発生したカビを餌にすることで

・ダニが発生

ダニが発生すれば、当然

・アレルギーなどの健康被害が発生

と、実害が発生します。

これを何年も続けていたら・・・ゾッとしますね。

 

 

◆結露の解決方法

では、そんなイヤ~な結露ですが、どうすれば予防できるのか?

飽和水蒸気量の話を思い出すと、まず、

・空気中の水分をなくす

という対策が浮かびますが、それはムリ!

現実的ではありませんね。

だって、人の呼吸でも空気中に水分が補給されるわけですから・・・。

 

 

では、効果的な対策とは?

それは、

・窓の断熱性能を上げる

です。

要は、室内で温度の低いところがあるから結露してしまうなら、出来るだけ温度差が発生しない様にしてあげれば、結露の発生を防げる!というわけです。

 

賃貸のお家の場合は、出来るだけコストをかけない様に作られているため、窓のサッシはアルミ、ガラスは一枚、という仕様がほとんど。

そりゃ冷えますよね。

 

そこで、フォーユーホームでは、新築の住宅の場合、標準として

・室内は断熱性能の高い樹脂、室外は耐久性の高いアルミを組み合わせたハイブリッドサッシ

・ガラスは複層ペアガラス

・ガラスとガラスの間には断熱性能を高めるアルゴンガスを封入

という窓を装備。

まあさらに性能を高めようと思えば、中も外も樹脂のサッシで、トリプルガラス、さらに上には5枚ガラス!(どこで使うんだろう・・・)という商品もありますが、ここまでいくと温暖な九州ではオーバースペック。

コストもどんどん上がってしまうので、長年のノウハウから、コストと性能のバランスが一番良い、上記の仕様を採用しています。

これで、ほとんど結露は発生しない快適な生活を送ることができます。

 

あとは、予算のバランスを見ながら、ガラスの面積が大きくなる掃き出し窓だけトリプルガラスにすることなどを検討していけば、より効果的になっていくと思います。

 

 

◆ということで、今日は結露についてのお話でした。

まあどれだけ、仮に現時点における最高性能の窓であっても、完全に結露を防ぐことは出来ないんですが、上記のフォーユーホーム標準の仕様で、窓グッショリ・・・から、少し曇ってる?くらいまで、かなり改善されます。

 

冬の結露に悩まされている方は、ぜひご相談ください。

 

ではまた!

家づくりのお話

大分県中津市の分譲地・新築住宅・注文住宅・デザイナーズハウス。

家づくりの会社、地域密着型工務店・ハウスメーカー、フォーユーホームの中島です。

 

今日は先日の記事にちょっと補足です。

(先日の記事はこちら↓)

北側道路、実はメリット豊富。のお話。

 

北側道路は「なんとなく」で敬遠されがちだけど、

  • 南側前面にLDKを配置できる
  • プライバシーを守れる
  • 価格が安い

と、実は色々なメリットがあるんですよ!というお話でした。

が、文字ばかりだったので、分かりにくいかも・・・という事で、絵を描いてみました。

 

約65坪ほどの土地に、建坪(1階床面積)約17.5坪のお家を配置したときのイメージです。

総2階で作れば、延べ床面積 約35坪なので、4LDKといった感じでしょうか。

(イメージ用なので、細かい部分はご容赦を・・・。)

 

この絵の様に、道路側からはリビングが全く見えず、お庭を抱え込むようにしたお家づくりが可能になります。

 

この状態でもう少しお庭の奥行きが欲しいなーと思えば、

例えばこんな感じにしたり。

 

実際は、真北じゃなくて少し東や西側を向いていたり、この絵は間口に対して奥行きが深い縦長の土地ですが、逆に間口が広くて奥行きが浅い横長の土地、という事もあります。

また、正方形に近い事もあるし、台形になっていたり、もっと広かったり狭かったり。

さらに、両隣や南側にお家があったり、あったとしても2階建てだったり平屋だったりと、様々な条件があります。

が、どうでしょうか?上の絵の様に、北側道路でも設計・配置の仕方は色々あるんです。

 

 

前回も書いたように、北側道路にもきちんとメリットがあります。

それは南側でも東でも西でも同じことで、なんにでもメリット・デメリットがあります。

大切なのは、最初から否定するのではなく、そのメリット・デメリットをきちんと比較・検討して、お家づくり計画上の、トータルでのバランスを考えていくことではないかな~、と思います。

そうすると、思わぬ余裕が生まれたり、ダメならダメできちんと納得して更なる検討が出来るので、結果、後悔の無いお家づくりを進められるはずです。

 

と、いうところで今日はこの辺で。

台風一過でだいぶ朝夕が涼しくなってきたので、皆様も体調管理にはご注意ください!

 

ではまた。

家づくりのお話

大分県中津市の分譲地・新築住宅・注文住宅・デザイナーズハウス。

家づくりの会社、地域密着型工務店・ハウスメーカー、フォーユーホームの中島です。

 

台風一過。

皆さま被害はありませんでしたか?

弊社は古いラティスが一枚倒れた程度で、無事乗り切ることができました。

前日までの、のぼりや看板の回収、飛びやすいものがないかの見廻りなんかが大変でしたが・・・。

日頃からの備えが大事ですね。

 

さて、今日は土地についてのお話です。

お家を建てるのに絶対に欠かせないのが「土地」

相続や、資産としてすでに土地を持たれている方(うらやましい・・・)は別として、ほとんどの方はお家づくり土地探しがセットです。

そうすると、お家本体についてはもちろんですが、土地についても色々とご希望が出てきます。

・学校が近い

・スーパーなどの商業施設が近い

・〇〇校区内

・静かなところが良い

・大きな道路の近くが良い

・・・などなど。

そして様々な条件を満たして、「価格も予算内!接道も取れるし、きちんとお家が建てられる土地。バッチリ!」

と思ったら、「北道路はなんとなくイヤなんです」というお客様のお言葉でスルー・・・。という事があります。

・・・確かに、一般的には南道路が良い、と言われます。

なんといっても日当たりが良好!

そしてお家の「顔」となる、大きな窓やリビング、バルコニーを設けるので、道路からの外観にボリュームを出しやすいです。

 

では、北側道路となる土地の場合、デメリットばかりなのか?というと、そうではありません。

 

  • ◆北側道路のメリット

  •  

ややもすると敬遠されがちな北側道路ですが、実は南側道路の場合に負けないくらいのメリットが

ちょっと並べてみます。

 

  • 南側全面にLDKを配置できる

北側道路の土地は、文字通り北側に道路があります。そうすると、出入りがしやすいように、基本的には玄関や駐車スペースを北側に設ける事になります。その為、南側すべてをLDKにする事が可能になるので、お庭と一体になったような、開放感のある明るいリビングを配置することができます。

 

  • プライバシーが守れる

上記の様に北側に出入り口、南側にリビングとなる為、生活の中心的な空間に対しての、道路からの視線を遮りやすいです。

リビングを顔とするなら、道路に背を向けるイメージです。

洗濯物を干したり、お庭でワイワイする時も、人や車の通りを気にせず、のびのびと過ごすことができます。

南側にお家がある場合、そのお家も北側に背を向けて作る(お風呂やトイレなど、人がいる事が少なく、開口部が少ない&小さい&不透明なガラスを使っている事が多い)ため、そちらのお家の事もあまり気になりません。

 

  • 価格が安い

南側道路が人気な反面、北側道路の土地は敬遠されがちです。

そうすると、需要と供給のバランスから、道路の位置以外が似たような条件の場合、北側道路の土地の方が安くなる場合が多いです。

どれくらい安くなるかは一概には言えませんが、例えば同じ分譲地内で、5~10%程度以上の差があると言われています。

400万円の土地なら20~40万円

500万円の土地なら25~50万円

600万円の土地なら30~60万円・・・

と、ン十万円以上の差が出てきます。

お家づくりの場合、千万円単位の予算となるため少なく見えますが、実生活で「60万円もらえます!」と言われたらいかがでしょうか?

その分家具やインテリア、家電の買い替えにまわしてもいいし、月の支払いを減らしても良いし。

コスト削減はメリット直結なので、この恩恵は大きいです。

 

◆土地に合わせた設計を

 

と、ここまでメリットを書き連ねてきましたが、当然デメリットも存在します。

玄関が暗くなりやすいとか、土地が狭い場合は日当たりの確保が難しい・・といった点です。

ただ、それぞれ対処の仕方はあって、暗くなりやすいなら採光をきちんと考えるとか(窓の位置や向き・大きさ、吹き抜けの設置など)、リビングを2階にもってくるとか。

天井近くに設ける「高窓」も採光効果高いです。

 

土地というものはなかなか条件を変えられないので、建物の方をしっかりと土地に合わせて設計すれば、意外と、「南側道路」にこだわっていた時には思いつかなかったような素敵なプランが生まれてきます。

 

そしてもちろん、「南側道路」が悪い、というわけでもありません。

 

要は、どんなものにもメリット・デメリットはあるので、むしろそこは「個性」ととらえて理論的に検討し、

「昔からそう言われてるらしいし、なんとなく避けたい」

といったあいまいな理由で、せっかくの良好物件を取りこぼさない様にしましょう!

そんなお話でした。

 

というところで、今日はこの辺で。

文字ばかりで伝わりにくかったかもしれないので、次回は今回の内容を絵で説明したいと思います。

(追記:続きの記事を更新しました!)

 

ではまた!

家づくりのお話

 

大分県中津市の分譲地・新築住宅・注文住宅・デザイナーズハウス。

家づくりの会社、地域密着型工務店・ハウスメーカー、フォーユーホームの中島です。

 

台風10号・・・怖いですね。

我が家は最近、ツマが防災意識を高めていて、減災対策として、非常用持ち出しグッズを揃えたりしています。

「ここに置く!」という定位置がなかなか定まりませんが・・・。

新築のお家を計画する場合、そういった避難グッズの置き場所を、最初から確保しておくのもよいかもしれません。

 

「防災」は災害による被害をなくすのが目的。

対して、被害は必ず出るものとして、その被害を出来るだけ少なくしようとするのが「減災」。

どちらも大事ですね。

 

さて、昨今は立て続けに大きな災害が起き、家屋にも甚大な被害をもたらすケースも増えています。

しかも想定を遥かに超える規模です。

こうなってくると、いかに備えていても、ある程度の被害は免れないものとなってきます。

そこで「火災保険」の出番です。

 

住宅ローンの融資を受けて住宅を新築する場合(ほとんどの方がそうですが)、火災保険の加入は必須。

しかし、保険というものの性格上「どこまで補償をつけるか」というのは永遠のテーマです。

しかも、ここ数年の立て続けの災害で、保険料がどんどん上がってきています。

税金と一緒で、下がるという事はなかなかないでしょう・・・。

火災保険は複数年の加入が可能なので、早く加入しておいた方が、お得、という事ですね。

 

さて、補償の内容ですが、どこまで付けるかは、正直なかなか分からないと思います。

正解がないですからね。

なので、フォーユーホームでご建築の際には、無料で保険のプロにヒアリング・見積作成・最適プランの設定をしてもらえる体制を整えています。

もちろん、加入するかしないかはお客様次第です。

カウンセリングの後に、保険の勧誘をする事もないので、気軽に受けられると思います。

 

無駄に保険料をかけすぎて、欲しかった設備を諦めたり、かといってギリギリに抑えすぎて、必要な時に必要な補償を受けられなければ本末転倒。

さらに、最近の火災保険は、建物だけではなく、家財にも特約として補償をつけられます。

保険料は上がってしまいますが、災害時だけではなく、「子供がお家の中を走り回って、ドアを壊してしまった!」「模様替えの際に、誤って壁を壊してしまった」というケースでも補償されるようになるので、使い勝手がよくなってきます。

こんな特約の細かい内容もプロに説明してもらえば、付けるか付けないか、判断が付きやすくなって、ストレスフリー!

安心で安全な暮らしの為にも、新築の際にはこのサービスを利用して頂ければ、と思います。

 

・・・なんだか今日はかたくなりましたね。

 

でも、大事なことなので、しっかり考えていきましょう。

中島も勉強します。

 

ではまた!

HG様邸(中津市 デザイナーズハウス)

大分県中津市の分譲地・新築住宅・注文住宅・デザイナーズハウス。

家づくりの会社、地域密着型工務店・ハウスメーカー、フォーユーホームの中島です。

 

今日は、中津市湯屋分譲地 デザイナーズハウス HG様邸の様子です。

HG様邸まとめ

 

上棟が終わってから、工事はどんどん進んでおり、外部は防水透湿シートが張られ、サイディングの施行直前です。

工務 阿部課長が佇んでいますね・・・。

 

 

別アングルから。

足場のメッシュ越しに、なんとなく輪郭が見えます。

9月上~中旬頃までサイディング工事が続き、9月下旬には足場が解体される予定です。

が、そろそろ台風が怖い時期になってきましたね。

足場に張られているメッシュは、風は通すのですが、さすがに台風のような強風だとかなり影響を受けるので、そのままにしておくと・・・最悪、足場の崩壊という大事故を巻き起こしてしまいます。

なので、台風が来るぞ!という事になれば、一時的にメッシュを巻き取ったりと、作業が増えてしまいます。

安全の為には仕方ないのですが、たまにある、一週間と空けずに立て続けに来るような時は大変です。

 

 

中は大工工事真っ盛り!

大工さんが毎日汗だくになって作業中です。

 

今日は棟梁がフロア材を施工中でした。

こちらのフロア材はLIXILさんの「ラシッサDフロアアアース」です。

丸ノコがすぐダメになるほど非常に硬い基材に、木目を再現したシートが張られていて、複合フローリング材なのに高級無垢材のようなテクスチャーが得られるのが特徴です。

傷が入りにくく、お手入れが楽で、肌触りが良く、見た目もきれい。

さらに比較的安価でコスパ良。と、お勧めのフローリング材です!

 

 

そしてF電さんも現場入り。

配線工事が進められてます。

断熱材が入り、配線が施工され・・・と、段々お家に命が吹き込まれている、まさに真っ最中といった感じです。

 

この写真の右下部分は吹き抜けになります。

まだ全然分かりませんが・・・。

完成が楽しみです!

 

上にも書きましたが、断熱材も施工中。

とてもきれいに施工されています。

どんなに高性能な断熱材でも、施工の仕方が悪ければ実際の断熱性能は格段に落ちてしまいます。

フォーユーホームでは第三者機関による「断熱工事施工検査」を取り入れており、チェックはもちろんの事、施工に関しての正しい知識・技術が常にアップデートされています。

自慢できるポイントです!(なかなか伝わらないんですが)

 

ということで、まだまだまだ暑い日が続きますが、現場は日々奮闘中です。

 

ではまた!

家づくりのお話

大分県中津市の分譲地・新築住宅・注文住宅・デザイナーズハウス。

家づくりの会社、地域密着型工務店・ハウスメーカー、フォーユーホームの中島です。

 

さて、前々回のブログで少し触れた、通し柱と胴差の接続についてです。

お家の隅で1階土台から、2階の梁・桁を支える長い柱が「通し柱」ですが、1階と2階の境目に、「胴差(どうさし)」と呼ばれる部材が繋がってきます。

繋ぐといってもまさかボンドでペタッ!というわけにはいきません。

従来の方法であれば、ちょうど「凸 凹」のような形に双方を加工して、噛み合わせます。

この時、通し柱1本に対して、各方向から複数の胴差が接続されるので、下の画像の様に・・・

穴が開いたようになってしまい、柱の強度が著しく低下します。

次の断面図で見ると分かりやすいかも。

真ん中が通し柱で、グレーの部分が接続の為に削られた部分(断面欠損といいます)ですが、半分以上なくなってしまい、見ただけでも弱くなっているのが感じられると思います。

こうなると、横向きの力が加わったときに、この弱くなってしまった部分がぽっきりと折れ、2階の重みが支えられなくなり、1階が倒壊してしまう・・・という事態の原因になってしまいます。

しかしながら、これは木材と木材をつなぎ合わせる以上、避けては通れない問題です。

 

そこで、フォーユーホームでは、「金物工法」と呼ばれる、金物によって接続する方法を採用しています。

どういう風なものかは、次の画像を見てください。

このように、通し柱に頑丈なプレート状の「アゴ掛け金物」をボルトでがっちりととめつけ、そこに胴差を差し込み、ぶっといピンで固定します。

断面で見てみると、下の画像のような感じ。

こんな風にボルトを貫通させている部分しか断面欠損が発生せず、しっかりと柱の強度が保たれています。

 

 

実際の施工部分はこんな感じ。

木材を貫通させてピン・ボルトで留めているので、外れて落ちるという事もありません。

 

いかがでしょうか?

地震大国と呼ばれる日本では、大きな地震が起きるたびに様々な基準が見直されたり、新しい工法が発明されたりします。

これから先、大きな地震がいつ起きるのか、起きないのか、起きるとしたらどれほどの規模なのか、誰にも分かりません。

こういった工法を取り入れたりして、しっかりと備えていきたいですね。

 

ではまた!

YT様邸(豊前市 アレンジ平屋プラン)

大分県中津市の分譲地・新築住宅・注文住宅・デザイナーズハウス。

家づくりの会社、地域密着型工務店・ハウスメーカー、フォーユーホームの中島です。

 

今日は朝から、豊前市 アレンジ平屋プラン YT様邸の、お引き渡しでした!

暑くなるだろうということで、朝イチからの手配をしていましたが、10時頃にはお施主様も汗だく。

中島も汗を落とさない様にずっとハンカチで顔を拭いてました。

しかしまあ、誰も体調が悪くなる事もなく、無事に終わって一安心です。

 

 

上棟直後はこんな感じで・・・

 

天井が組まれたり、断熱材が入ったりして・・・

 

壁が伏せられ・・・

 

ここまできたらあと少し!

 

クロス張りが終わり、設備類の設置待ち。

設備類はコロナの影響で納期が心配されていましたが、発注のタイミングが良く、遅れもなく納品されました。

 

お引き渡し当日。

クリーニングも終わって、もういつでも住みはじめられます。

 

フロア・建具のやわらかい色合い。

あらわしにした梁の、木肌色。

ナチュラルテイストのエコカラット。

全体的に温かみのある、明るくて素敵なお家になったと思います!

 

 

 

LDKは23帖と大空間。

収納もあって、ひろびろゆったりです。

 

 

さらに別アングル。

ハイドアを採用したことで下がり壁が無くなり、お家全体がスッキリ軽く、スタイリッシュなイメージになりました。

 

 

リビングエコカラット。

w2.7m×h1.8mと大きいサイズですが、空間の広さに対して丁度良く、とても映えます。

 

 

と、いうことで、最後は本鍵をお渡しし、工事がキーが使用不可能に。

これにてお引き渡し完了です!

 

工事が始まってからは、長かったような早かったような・・・。

 

ともあれ、YT様、おめでとうございます!

今後とも、末永いお付き合いを、宜しくお願いいたします。

 

ではまた!

HG様邸(中津市 デザイナーズハウス)

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家づくりの会社、地域密着型工務店・ハウスメーカー、フォーユーホームの中島です。

 

中津市も連日35度超えで、ちょっとどうかなってしまいそうですね・・・。

車を運転していて、エアコンをフル回転させていても、日の当たる部分がじりじりを焼けているのが分かります。

 

さて、お盆前に少し触れましたが、先日湯屋分譲地にてHG様邸の上棟が行われました。

その時の様子です。

玄関のある面です。

1階の柱が立ち始めています。

4隅に立っている長~い柱が「通し柱」と呼ばれる柱で、その名の通り、土台から2階の桁まで通っていて、6メートル程の長さです。

この通し柱には「胴差」と呼ばれる、1階と2階の間の外周をぐるりと回る木材が接合されるので、通常のホゾを削って差し込むやり方だと、断面で見た時に弱くなってしまいます。

大きな地震の時に、2階はあまり壊れずに1階がつぶれてしまうのは、この通し柱が折れ、1階が2階の重量を支えられなくなってしまう為です。

なので、最近では・・・

 

こんな風に金物を使ったつなぎ方で、極力通し柱を削らずにつなぐ工法を採用しています。

この工法だとなぜ強くなるのか!・・・は長くなるのでまた次回にでも。

ちなみに1階分の長さの柱は「管柱(くだばしら)」と呼ばれます。

 

上棟の様子を続けます!

同じアングルからですが、1階の柱の上に、梁・桁がかかりました。

梁・桁は横向きにかかるので「横架材(おうかざい)」と呼ばれます。

 

2階の床が敷かれ、柱も立って、2階の横架材もかけられ始めています。

 

ちょっと間が飛びましたが、猛烈な暑さの中、大工さん・重機オペレーターさん・屋根職人さん、そして工務 阿部課長の頑張りで、無事上棟が終わり、屋根も伏せられました!

屋根には水を通さない「アスファルトルーフィング」が張られているので、これでもう、雨をしのげる状態にはなっています。

お家の機能が備わり始めたという事ですね!

上棟の日は「1階の床だけ」の状態から一気にここまでやってしまいます。

作業量もすごいものだし、1日のうちに終わらせないといけないので、作業に携わる方々、特に大工さんと棟梁の大変さは相当なものです。

怪我無く事故無く、熱中症などのトラブルも起きずに無事完了して、本当、お疲れさまでした!

 

では、ちょっと別のアングルから。

今度はお家の裏手からです。

先程とは逆に、裏からなので、朝日に向かってちょっと逆光気味です。

 

だいぶ間が飛びましたが、1・2階の柱と横架材がかけられ、屋根板が乗る「垂木(タルキ)」が乗せられています。

 

 

ルーフィングが張られる直前です。

 

いやー上棟の前後では、何もなかったところにいきなりお家が建ったように見えるので、毎度のことながら「おおっ」と圧倒されますね!

 

ちなみに、柱や横架材などがどんどんかけられていましたが、材料自体は「プレカット材」と呼ばれる、工場で切り出された材料です。

昔は大工さんが手で刻んでいましたが、現在ではほとんどがプレカットを採用しています。

「手作りじゃないの?」という少しがっかり気味な声をネットで見かけたりしますが、完全手刻みだと3週間以上かかったりします。

当然大工さんの腕によってかなり品質はぶれるでしょうし、人の手がかかるという事は当然その手間代が必要になります。

これを工場の機械で加工することで

◆工期の短縮

◆品質の均一化

◆コストカット

などといったかなり大きなメリットを受けられるのです。

とはいっても、プラモデルを組み立てる様にはいかないので、やはり大工さん達の知識や腕は必要不可欠です。

新しい技術はどんどん取り入れつつ、大切なものはしっかりと受け継いでいく。

「温故知新」の心がこんなところにも生きています。

 

それでは、HG様、上棟おめでとうございました!

 

ではまた!

(追加:金物工法についての続き)

家づくりのお話

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さて、先日のブログで、換気について触れましたが、今日はその続きです。

最後の方で「スマートエコ換気システム」というシステムの名称が出ましたが、これが弊社採用の第一種換気システムです。

おさらいですが、第一種換気は、吸・排気ともに専用装置で強制的に行います

「スマートエコ換気システム」は、1階床下に心臓部となる換気装置を設置。

PM2.5を98%以上、花粉は99.8%以上をカットする強力なフィルターを通して吸い込んだ空気に、室内の温度と湿度を移します。(熱交換率80%)

「それって室内の空気と混じらないの?」

と、疑問がわきますが、下の図を見てください。

この図のように、熱交換素子を介して空気がすれ違い、空気自体は混ざらずに、熱と湿度だけを交換する様になっています。

つまり、

・夏は熱い外気を、冷えた室内の空気で冷ましてから取り込む

・冬は冷たい外気を、温まった室内の空気で温めてから取り込む

ということで、エアコンのエネルギーロスを減らし、屋内の温度を一定に保ちやすくしてくれるわけです。

そして室内へ供給される空気は床下を通るので、床下環境もかなり向上します。

 

さてここで、前回「感染症対策うんぬん・・・」という話にも触れましたが、これにどう役立つのか?という事について。

下の図を見て下さい。

図の中にも書いていますが、第3種換気の場合、トイレや洗面所などの換気扇で排気を行う為、汚染された空気が色んな部屋を通ります。

 

「スマートエコ換気システム」の場合は「各部屋排気」なので、

汚染された空気が他の部屋の空気と混ざらないのです。

二つの図を見比べてみると、どちらがお家中の空気が綺麗かが分かると思います。

まあ、感染者の方がお部屋から出てトイレに行ったりすれば、どうしても混じってしまいますが、休んでいる間は大半をひと部屋で過ごす事を考えれば、かなり効果的かと思います。

 

コロナの様に、空気によって広がっていく感染症もありますが、人間は空気がないと生活できないのも事実。

3密と呼ばれる感染を拡大させる3つの要素のうち「換気の悪い密閉された空間」をシステムによって対策して、きれいな空気の中で生活する、というのは今後とても重要になってくるのではないかな、と思います。

 

そうそう、一応ご注意ですが、このシステムを採用することで「絶対大丈夫」「感染症にかからない」とか、「菌やウイルスが消える」というお話ではありません。

(換気の良し悪しについては、厚労省発表の「専門家検討会による見解」に示されている、推奨される換気量を元にしています。参考:「換気の悪い密閉空間」を改善するための換気の手法(リーフレット))

 

まあ色々と書き出すと脱線して大変長くなってしまうので、この辺で特徴をまとめます。

 

~スマートエコ換気システムの特徴~

◆PM2.5・花粉を強力にカットするフィルター

◆熱交換率80%で、給気の温度を室温に近づける

◆床下環境の改善

◆冷暖房のエネルギーロスを減らす

◆各室排気で、汚染された空気の広がりを抑制

 

他にもあるんですが、このくらいにしておきます。

 

第3種換気に比べて導入費用は確かにプラスになりますが、それ以上に「生活の質」が向上する事うけあい!

ぜひご検討・ご相談いただければと思います。

 

ではまた!

家づくりのお話

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突然ですが、今日は換気のお話です。

昔、シックハウス症候群と呼ばれる、建材などに含まれる化学物質の揮発が引き金となって起こる、吐き気・頭痛・鼻炎・眼やのどの痛み・・・といった症候群が問題となった時期があります。

その為、現在では、この様な化学物質を発する建材の使用が禁止、または大幅に制限されていますが、それにあわせて「計画的な換気」を行う事が義務付けられています。

そこで大事なのが換気の方式。

この換気の方式は3種類あり、

◆第一種換気・・・吸気排気ともに機械式

◆第二種換気・・・吸気のみ機械式

◆第三種換気・・・排気のみ機械式

と分類されています。

このうち、「第二種換気」はクリーンルームなどで採用される方式で、一般住宅ではまず使いません。

多いのは「第一種」もしくは「第三種」。

第三種換気は、トイレや洗面所、廊下、ホールなどに換気扇を設置し、各居室には「自然吸気口」と呼ばれる開口を設けます。

空気を機械で吸い出して、室内を陰圧にして、自然吸気口から新鮮な空気を取り込む方式です。

こちらは、工事が容易、加えて機器自体も低価格ということで、初期コストをぐっと下げられるメリットがあります。

デメリットは、外気がそのまま入ってくる(夏は高温、冬は低温)為、冷暖房のエネルギーロスが起こることと、ホコリや花粉なども吸いこんでしまう事。

 

第一種換気は、さらに分かれて、

◆換気が必要な個所にそれぞれ装置を設置する局所機械換気

と、

◆床下や天井などに吸排気装置を設置、ダクトを通じて各部屋の空気を入れ替えるセントラル換気方式

があります。

どちらも、メリットは強制的に吸排気を行うため、フィルターを取り付けたり、熱交換システムを組み込んだりと、それ自体に付加機能を持たせられる事。

デメリットは初期費用に加え、ランニングコストが若干増加する(電気代で月数百円~)事。

 

フォーユーホームではどちらの方式も対応可能ですが、第一種換気の場合は「スマートエコ換気システム」というオリジナルシステムを採用しています。

どういうものか!

 

・・・は、長くなるのでまた次回。

ですが、「コロナ時代」呼ばれる、日々の生活の中に「感染症対策」という考えを組み込む事が浸透してきた昨今の状況にも沿うものになっています。

お楽しみに!

(8月11日「換気について ②」追加)

ではまた。

 

HG様邸(中津市 デザイナーズハウス)

大分県中津市の分譲地・新築住宅・注文住宅・デザイナーズハウス。

家づくりの会社、地域密着型工務店・ハウスメーカー、フォーユーホームの中島です。

 

梅雨も完全に明けて、晴天が続く中津市です。

晴天過ぎて・・・暑い!

「日焼け」とはよく言ったもので、外にいると本当にジリジリと焼かれているようです。

そんな炎天下でも快適に過ごせるようにお家があるわけですが、今日は中津市湯屋分譲地 デザイナーズハウス HG様邸のお家の上棟でした!

雨が降るよりは良いですが、職人さん達も顔を真っ赤にして玉のような汗を流しながらの作業。

頭が下がります。

 

さて、上棟の様子はまた写真を上げますが、今日はお施主様によく聞かれる「上棟って何をしたら良いんですか?」というご質問について。

結論から言うと・・・「何もしなくても大丈夫」です!

古来からの伝統に基づけば、棟木に御幣などの飾りをして、四隅の柱を粗塩とお神酒でお清め。

吹き流しを立てて祝詞を挙げ、お餅や神饌を撒く・・・。

という上棟式を行います。(地域性などの事情によって内容は色々)

ですが、これは準備も大変だし、費用も安くない金額がかかります。

餅撒きの際には高所に上がるので、危険も伴います。

そしてこれはもう、現代にはそぐわないのですが、上棟式は「女人禁制」です。

昨今の「夫婦共働き」「核家族化」「男女平等化社会」などの事情を考えると、そう簡単に出来る事ではありません。

なので、弊社でも「上棟式・餅撒きは行わない」のが基本です。

(もちろん、弊社も歴史がありますので、ご希望であればきちんとノウハウはありますし、執り行うことも可能です。)

通常は上棟吉日などの日取りに気を配り、四隅のお清め、当日参加の職人さん達には赤タオルをお配りして、上棟に臨みます。

略式といえば略式ですが、特別な日には変わりなく、会社としても現場としても、昔と変わりなく気合が入る一日です。

ただ、ここが一番心配かもしれませんが、何もしないからと言って、当然、現場での仕事の質・仕上がりの質には全く関係ありません!

この辺がネットでは色々書かれていますが、何も心配はいりません。

お気持ちだけで充分です。

弊社の職人さん達は「お施主様の為に」という気持ちをしっかり持って作業に取り組んでくれているので、是非出来上がりを楽しみにして頂ければ、と思います!

 

ということで、ちょっと長くなりましたが、これからはこういう事も色々書いていこうかな~と思います。

 

ではまた!

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