外構の種類は3つあります。それぞれの外構には、どのような人が向いているかをご紹介いたします。
 
【オープン外構】
オープン外構は、フェンスや塀などを設置せず、道路や隣地との境界を囲わない外構であり、開放感のある空間を提供します。
費用を抑えつつ、北向きの敷地でも採光を確保したい方や、開放感を好む方におすすめです。
 
【クローズ外構】
クローズ外構は、門やフェンス、塀などで家の周りを囲い、境界を確保する外構です。
プライバシーを重視し、不審者の侵入を防ぎ、視線を遮ることで安全でプライベートな空間を提供します。
外からの視線が気になる方や、子供やペットの安全を考える方、また人通りの多い道沿いに住まれる方におすすめです。
 
【セミクローズ外構】
セミクローズ外構は、オープン外構とクローズ外構の中間に位置し、敷地の一部に塀やフェンスを設ける外構です。
一部の箇所はオープンで、一部はクローズという形で、隣地との程よい距離感を保ちつつ、必要な箇所だけを目隠しすることが可能です。
開放感と防犯面を両立させたい方や、特定の場所だけプライバシーを重視したい方におすすめです。

 
外構工事をする際のポイントをご紹介いたします。
 
①新築と同じタイミングで行う
新築と同時に外構工事を行うことで、無駄な費用を抑えられるだけでなく、住宅ローンに外構費用を含めることができます。
また、建築確認申請を一度で済ませることで手続きの二度手間を防ぎ、スムーズに工事を進めることができます。
外構工事ではカーポートや物置の設置も対象となるため、手続きを同時に進めることが重要です。
 
②先を見据えた計画を立てる
外構工事を計画する際は、将来のニーズや環境変化を考慮し、先を見据えた計画を立てることが重要です。
例えば、カーポートの設置では車種の変更やスペース確保を考慮し、駐輪スペースや散水栓、野外コンセントなども忘れずに検討しましょう。
洗車やガーデニングなどの生活を快適にするための対策を取り入れることがポイントです。
 
➂プライバシーの確保や防犯対策を考慮する
新築の外構工事では、プライバシー確保だけでなく、犯罪リスクを減らす効果も期待できます。
入居前にイメージしにくい部分を入念に計画しましょう。
例えば、玄関からの視界や隣地からの視線、洗濯物が見える可能性など、気になる箇所を確認することが重要です。
 
④メンテナンス面も考慮する
外構工事を考える際には、メンテナンスの必要性を事前に把握することが大切です。
天然芝や木材の代わりに人工芝や人工木のウッドデッキを選んだり、土地の気候に合った植物を選ぶとメンテナンスも楽になるでしょう。

 
いかがでしたでしょうか?
おしゃれで快適な家を、より一層引き立ててくれる外構にも着目してみるとあなたの家づくりがさらに楽しく、充実したものになるかもしれません。
 
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