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家づくりのお話

大分県中津市の分譲地・新築住宅・注文住宅・デザイナーズハウス。
家づくりの会社、地域密着型工務店・ハウスメーカー、フォーユーホームの中島です。

 

 

 

 

 

令和5年度補正予算案閣議決定!『こどもエコすまい支援事業の後継事業』が盛り込まれました!

 

11月11日のブログでお知らせした、こどもエコすまい支援事業の後継事業の名称が正式に決定したようです。

その名も

『子育てエコホーム支援事業』

とのこと。

仮称であった「質の高い住宅ストック形成に関する省エネ住宅への支援」より呼びやすくなりましたが、別に新しい事業でなく、同じ内容で継続で良かったのでは・・・と個人的には思います。

(長期優良住宅は「劣化対策・耐震性・バリアフリー性・維持管理や更新の容易性」が目的なので、今回の『子育てエコホーム支援事業』の内容にはそぐわないと思うんですが、まあ色々あるんでしょう。)

 

しかしまあ、長期優良住宅にせずとも、80万円がもらえるのはかなり大きいですよね!

というわけで、補助対象の要件について詳しく見てみます。

 


『子育てエコホーム支援事業』による補助金を受ける条件(注文住宅の場合)


 

新築建売分譲住宅、リフォームについても対象となりますが、メインの注文住宅について、各要件を詳しく検討してみます!

 

◆子育て世帯・若者夫婦世帯であること

これはこどもエコすまい支援事業の時にもありました。

それぞれの世帯の定義は以下です。

 

子育て世帯とは、「申請時点において」以下のお子様がいる世帯です。

2024年4月1日以降に着工・・・2005年4月2日以降に生まれたお子様がいる世帯。

2024年3月31までに着工・・・2004年4月2日に生まれたお子様がいる世帯。

要約すると「申請時点で18歳未満のお子様と同世帯である」という事ですが、お子様の出生日については着工のタイミングで異なる点に注意です。

 

若者夫婦世帯とは、「申請時点において」夫婦であり、夫婦どちらかが39歳以下の世帯です。

こちらの条件も着工のタイミングで異なります。

2024年4月1日以降に着工・・・夫婦どちらかが1983年4月2日以降の生まれ

2024年3月31までに着工・・・夫婦どちらかが1982年4月2日以降の生まれ

となっています。

 

上記の2つの条件は、どちらかを「申請時点」に満たしていれば良いので、契約時や着工時には住所が分かれていたり、入籍前の状態であったりしても大丈夫です。

 

◆自ら居住することを目的に新たに発注(工事請
負契約)する住宅の建築である事

借家にしたり、誰かに販売する為のお家などは補助金を受けられません。

 

◆延べ面積が 50 ㎡以上 240 ㎡以下であること

「坪」に換算すると15.12坪以上、72.6坪以下となります。

ご夫婦、家族での居住だと、まずこの範囲に収まると思います。

 

◆土砂災害特別警戒区域又は災害危険区域(急傾斜地崩壊危険区域又は地すべり防止区
域と重複する区域に限る)に原則立地しないもの 

旧中津市エリアではほとんどありませんが(ピンポイントで指定されているところはあります)、三光・耶馬渓では対象となるところが増えてくるので、<中津市土砂災害ハザードマップ>で確認しておくとよいかもしれません。

 

◆都市再生特別措置法(平成 14 年法律第 22 号)第 88 条第5項の規定により、当該住宅に係る届出をした者が同条第 3 項の規定による勧告に従わなかった旨の公表がされていないもの

・・・長いですね!早口言葉みたい。

これは一般的な個人向け戸建住宅てが引っかかる事はまず無いので、正直あまり気にされず、担当者に確認しておけば大丈夫です。

 

 

◆長期優良住宅又はZEH住宅である事

大前提である「子育て世帯または若者夫婦世帯である」という条件に次いで大事なのがこれです!

・長期優良住宅である事

これはもう読んで字のごとくです。

ただ、仕様を合わせればよいというだけでなく、キチンと認定を受ける必要があります。

また、長期優良住宅は計画に合わせて点検・メンテナンスが必要であり、これを怠ると、最悪、補助金の返還をしなければいけなくなる可能性が出てきます。

100万円の補助金額となっていますが、金額だけを見て長期優良住宅にすると後悔する事になりかねないので、将来のこともしっかり考慮して検討しておかなければなりません。

 

・ZEH住宅である事

おそらく、今回の補助金事業を利用する際に採用される要件で一番多いのがこちらになると思います。

この要件を満たすと、80万円の補助金がもらえます!

「ZEH」といえば「ネット・ゼロエネルギー・ハウス」の略で、高性能断熱・省エネ設備の導入・太陽光発電での創エネの3つの要素により、作るエネルギーが使うエネルギーを上回る住宅の事で、基本的に太陽光発電設備が必須です。

ただし、今回の要件においては、

(令和5年11月14日 国交省公開の「子育てエコホーム支援事業の内容について 」より抜粋)

上の表で赤くマークしたところに書いてあるように、太陽光の設置は必須ではありません。

断熱性能、省エネ性能がZEHの基準を満たしてあれば大丈夫です。

また、その仕様はフォーユーホームの標準仕様で問題なくクリア出来ます。

 

 


まとめ


 

いやはや長くなってしまいました。

他にも細かいところはありますが、詳細は国交省公開の資料をご確認頂くとして、今回の補助金を受けるにあたっての条件をおおまかにまとめると、以下です。

・18歳未満のお子様がいるご家庭、またはどちらかが39歳以下の夫婦である事

・長期優良住宅認定を取得、またはZEH相当の断熱・省エネ性能を備えた家である事

国会での補正予算の成立が前提となりますが、現時点での各要件のハードルはそんなに高いものではないので、せっかくの補助金、積極的に利用し、お得にマイホームを建てたいですね!

また、ここまできて補正予算が成立しなかったら国民の大ひんしゅくを買い、また混乱が生まれてしまいますし、前例から見ても事業の開始が確定する確率はかなり高いと思います。

 

引き続き続報を待ちます。

 

というところで、ではまた!

 


 

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