こんにちは、フォーユーホームの長田です。
住宅火災は、地震や洪水と並んで、その被害が甚大な災害の一つです。
火災の被害を最小限に抑えるために、新築の段階で火災に備えることが重要です。
今回は、火災に強い新築住宅を建てるために必要な防火対策についてご紹介いたします。
中津市の注文住宅工務店フォーユーホームは、大分県中津市で理想の家づくりをするために役立つ情報を発信しています。みなさんの家づくりの参考になると幸いです。
●中津市で新築住宅を建てたい方
●中津市で工務店をお探しの方
●災害に強い家づくりをしたい方
●火災に強い家づくりの方法を知りたい方
住宅火災の出火の主な原因には、以下のようなものがあります。
・タバコ
・コンロ
・電気機器
・配電機器
・ストーブ
などになります。(総務省調べ)
これらの要因の多くは自宅内での事故が多く、特に冬季に火災が多発する傾向があります。
この原因には大気の乾燥や暖房器具の使用頻度の増加が大きく関わっています。
みなさんは、鉄骨住宅と木造住宅では、どちらの方が火災に強いと思いますか?
鉄骨住宅をイメージされる方が多いかもしれませんね。
木造住宅は鉄骨に比べて燃えやすい性質がありますが、
木材は一定の厚みがあると、表面が炭化して内部を保護する層を形成するので
一定時間は柱や梁が倒壊せずに残ります。
鉄は高温にさらされると急激に強度が低下し、変形しやすいので、
建物が崩壊するリスクもあります。
逃げる時間を確保しやすいのは木造住宅なのです。
出荷の原因を取り除くことが第一の火災予防法ではあるのですが、
万が一、火災が発生してしまった場合は家そのものが燃えにくい構造をしているかが重要になります。
建築基準法では、主に以下の3つの防火性能を備えた構造または工法が定められています。
①もらい火防止
外壁には防火サイディングを採用し、屋根などには不燃材料などの高い防火性素材を使用することで、隣接する建物からの火災によるもらい火を防ぎます。
②各室防火
火災発生時に他の部屋への延焼を防ぐため、壁や天井には石膏ボードなどの耐火性素材を使用し、一定時間火を封じ込めることで被害を最小限に抑えます。
➂他の部屋への延焼遅延
火の通り道となる壁や天井の内部に、木材や断熱材などのファイヤーストップ材を設置して、火が住宅全体に広がるのを防ぎます。
これらの構造や工法を用いた住宅は、省令準耐火構造と呼ばれ、基本的にこれらの性能を備えていなければなりません。
新築を建てる際は事前に調べておくとよいでしょう。
いかがでしたでしょうか?
新築を建てる際、省令準耐火構造を採用することは火災の発生を予防し、
発生時における炎の拡大を最大限に遅らせる重要な防火対策となります。
また、日常生活でも防火対策を徹底することが必要です。
特に冬季には、暖房器具周りの整理整頓や消し忘れの防止にも十分気を配りましょう。
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