大分県中津市の分譲地・新築住宅・注文住宅・デザイナーズハウス。
家づくりの会社、地域密着型工務店・ハウスメーカー、フォーユーホームの中島です。
今日は「開放感」を出すポイントについて、ちょっと見てみようと思います。
現場は中津市下宮永 広々LDKの注文住宅 TR様邸です。
上の写真はダイニングからキッチンを見たところ。
まだガランとしていますが、このあとキッチンが設置されます。
その際、キッチンとダイニングの間には腰くらいの高さの壁「腰壁」と、換気扇のフード取付用に「袖壁」が設置されますが、完全ではないにしろ、空間に仕切りが出来ると、空間そのものの広さは変わらないのに狭く感じてしまう時があります。
壁を描きこんでみました。
この壁がある事で、あまり見せたくないコンロ周りを隠したり、油や煙がダイニング・リビング側に流れないというメリットもあります。
ただ、このL字型の壁が設置されるのが通常ですが、せっかくの広々とした空間に仕切りが出来てしまい、ちょっともったいない気もします。
そこで、レンジフードを「横付けタイプ」にすると、袖壁をなくすことが出来ます。
袖壁を無くし、腰壁だけにしてみました。
どうでしょうか?
ちょっとしたことですが、これだけでかなり広さの感じ方が変わってくると思います。
こちらの写真の、赤丸で囲んだものが横付けタイプの換気扇です。
ちょっと工事用の機材などで分かりにくいかもしれませんが、こちらのお家もこのタイプの換気扇を採用し、「袖壁」を無くしたキッチンになっています。
木造住宅の場合、土地の広さや、構造の強度上の問題、予算との兼ね合いなどで、作り出せる空間の広さにはどうしても限りがあります。
とはいっても、やはり出来るだけゆったりとした空間でくつろぎたいものです。
そんな時は、少しのコスト追加で開放感を出したりと、色々なやり方があります。
生活の印象を大半を占めるLDKなどでは、積極的に工夫していきたいですね!
ということで今日はこの辺で。
ではまた!
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