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家づくりのお話

大分県中津市の分譲地・新築住宅・注文住宅・デザイナーズハウス。

家づくりの会社、地域密着型工務店・ハウスメーカー、フォーユーホームの中島です。

 

昨夜は皆既月食が見られたそうですが、中津市はちょうど日が沈む頃から雨雨雨~で残念でした。

次に見られるのは2022年11月08日との事。

台風が来そうな時期ではありますが、次はぜひきちんと見たいですね。

 

さてさて、住まい、賃貸に住んでいる方だと特にぶつかるのが、

「収納」

の問題。

 

お子様が増えて、そして育っていくにつれて、服のサイズは大きくなり、量も増え、ではそのたびに以前のものを全部捨てるのかというと、思い出がたくさん詰まったものだと捨てにくく・・・。

また、趣味をお持ちの場合だと、その道具。

釣り道具とかスポーツ用品、そしてファッションが趣味という方は洋服や靴、アクセサリー、バッグなど、とかく人が生きていくうえで「モノ」というのはどんどん増え続けます。

最近は「ミニマリスト」という持ち物を極限まで減らすスタイルも存在していますが、家族で暮らすとなるとやはりなかなかそうはいきません。

 

そこで、お家づくりの打ち合わせでも必ず要望として挙がるのが、

「収納スペース出来るだけたっぷり!」

という点。

 

現状のお住まいで現実にお困りだからこそ出てくるご要望なのですが、だからといって、

とにかく広く!大きく!

または、

階段下や床下、又は屋根裏までちょっとしたスペースをとにかく収納スペースに!

と、トニカクナンデモと増やしていっても、実際にそうしたとしてお家の中がスッキリ片付くかというと、そうでもなかったりします。

 

これは、整理整頓の能力というか、その方の暮らし方や考え方、習慣といった、住む方やご家庭それぞれの特徴にもよりますし、収納そのものの構造的な部分も大きいです。

例えば古い賃貸によくあるこんな収納↓

見るからに使いづらそうです。

 

・ハンガーパイプがないので洋服がかけられない。

・中段棚はあるけど、動かせないので入れられるものが限定される。

・枕棚(高い所の棚)の位置が高すぎて物を載せにくく、中段棚で体がつっかえて取り出し辛い(物が入っている状態だとなおさら)

そしてこれ結構重要なのですが、

・「奥行きがありすぎる」

横幅に対して奥行きが深いので、物を詰めていくと必然的に奥のものが取り出しにくくなります。

すると・・・

取り出す頻度が減る

そのうちそこにある事を忘れる

ただスペースを占拠するだけのデッドストックとなる

収納の中自体も乱雑になり、しまいには開かずの間(そして〇キブ〇の巣窟に・・・)になる。

デッドスペース誕生

 

・・・という残念な収納に。

 

例えばこの収納の奥行きが半分で、いっそ中段棚も枕棚もなくして、高さが自在に変えられる「可動棚」だったら?

 

こちらは先日お引き渡しが完了したNS様邸(施工例はコチラ)の収納の一部ですが、先程の写真と横幅は同じです。

奥行きが半分になっていて、単純に収納の容積としてみると半分になってしまいますが、こちらの方がはるかに使いやすいと思いませんか?

また、同じくNS様邸ですが、

 

こちらのウォークインクローゼットは、真ん中を仕切って工夫する事で、収納できる点数が増え、同じサイズの空間よりもたくさんのものが収納できます。

間取りで見るとこんな感じです。

 

あえて扉を設けない事で出入りしやすく、また何がしまわれているかひと目で分かるので、余分なお買い物も減ります。

・たくさん収納できる

・しまいやすく、出しやすい

・余分な買い物が減る=コストに貢献

と一石三鳥です。

 

このように、収納は面積だけで考えて広く取るのではなく、

・何を収納したいか

・どれくらい収納したいか

・どのように使いたいか

といった点をよく考慮しておくと、大変便利でお家全体までも満足度の高いものになると思います。

 

それではこの辺で。

 

ではまた!

 


 

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