こんばんは。
大分県中津市の分譲地・新築住宅・注文住宅・デザイナーズハウス・・・家づくりの会社、フォーユーホームの中島です。
アパートやマンションなどでの生活は色々とストレスがたまります。
中でも、集合住宅という建物そのものの形態上、必ず付きまとうのが「騒音問題」。
少し前住宅系の情報誌で見かけたアンケートでは、「戸建てに住み始めて減ったストレスの1位」が「音によるストレス」で半数を超えていました。
一応、「界壁」という部屋同士を区切る壁には、一定の基準を満たした遮音性能を持たせるように、という法律があります。
ただ、あくまでも「最低限の基準」であり、「聞こえなくするのではない」ので、やはり音は伝わってきます。
中島も、若い頃ボロボロの安いアパートに住んでいてましたが、やはり隣の音は丸聞こえでした。
隣のお風呂のザーザー、電話をしているのか笑い声、くしゃみや咳払いの音・・・上の部屋には小さいお子さんがいたのか、バタバタと走り回る音。
また別の部屋の人は夜のお仕事の人だったのか、毎日夜中に出入りして、朝方まで何やら物音が。
そういえば、ある部屋に住んでいた時は、顔も見たことがないお隣同士、お互いが帰ってきたら壁をコンコンと叩く、という変なコミュニケーションを取ったりする事もありました。
(誰だか結局最後まで顔を合わせませんでしたが、元気かな・・・。)
まあ~今となっては良い(変な?)思い出ですが、独身だった頃の事なので、暮らしていけてたんだと思います。
しかし、家族が出来るとなかなかそうはいかず・・・。
聞こえてくる音だけではなく、自分たちが発する音にも「迷惑をかけない様に」と気を使います。
これが毎日だと、やっぱりストレスがたまりますよね。
◆断熱材の防音効果
さて、ちょっと前置きが長くなりましたが、断熱材の防音効果について、です。
戸建新築の住宅で使用する断熱材は、
・グラスウール
・ロックウール
・硬質ウレタンフォーム
・フェノールフォーム
・ポリスチレンフォーム
などが多いのではないでしょうか。
この中でもシェアが約半数ほどと言われるグラスウールの防音効果について調べてみました。
グラスウールは燃えにくく、普及率が高いので手に入りやすくて安価、防音効果も期待できる優れものです。
◆防音の方法
ではその防音効果ですが、2つの方法があります。
それは
・吸音
・遮音
の2つ。
<吸音>はフワフワとした多孔質の素材に音を吸わせてしまう事。
吸い取ってしまうので、外への漏れだけでなく、反響も少なくなります。
<遮音>は固く、重い素材で空気の振動である音を跳ね返してしまう事。
コンクリートなんかがイメージしやすいですね。
外へは漏れにくいですが、音を跳ね返すのでエネルギー自体はあまり減らず、狭い空間だと反響が残って会話などはしづらくなることがあります。
グラスウールはこの<吸音>に優れています。
特に中高音域の吸音効果が高いですが、ここからは何やら細かい数字や複雑な計算、見慣れない単位がずらずら~と出てくるので、割愛。
◆実際の感覚
肝心なのは、「実際どうなの」という部分。
壁と天井にグラスウール、窓はペアガラス、外壁はサイディングという仕様の場合
・家の前での人の話し声・・・全く聞こえません
・車の音・・・ほとんど聞こえません
・セミの鳴き声・・・ほとんど聞こえません
・雨音・・・換気扇などの近くでなければ聞こえません
・外にいて、家の中の掃除機の音・・・聞こえません
・外にいて、家の中でお子様がはしゃぐ声、音・・・聞こえません
・ゴミ収集車の音・・・少し聞こえます
・ドカドカと大音量で音楽を流しながら走る車・・・ウーハーの音が少し響きます
・・・という感じ。
測定器などで測ったわけではなく、完全に体感の話ではありますが、よほどの音でなければ本当に静かです。
お家の中から発生する音も外に漏れないので、気を使う事も少なくなり、かなりのストレス軽減につながると思います。
◆まとめ
まあ実際、集合住宅のストレスは音の問題だけではなく、壁一枚隔てた向こう側に、知らない人が暮らしている、というプライバシーの損害という結構な問題です。
特に小さいお子様がいる、またはこれからという方は、その点だけでも戸建てマイホームというのは検討する価値があるのではないかと思います。
今日はなんだか長くなりましたが、この辺で。
ではまた!
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