大分県中津市の分譲地・新築住宅・注文住宅・デザイナーズハウス。
家づくりの会社、地域密着型工務店・ハウスメーカー、フォーユーホームの中島です。
お家を建てる時に、意外と気にされてる方が少ないな~と感じるのが、コンセントやスイッチの配置計画。
基本的には、こちらでセオリーに沿った初期配置を作り、上棟が終わった頃にコンセントやスイッチボックス等を仮付けし、現地でお施主様と直接確認しながら決めていくわけですが、あくまで一般的な配置なので、お客様の生活スタイルによっては「こっちにあればな~・・・」「ここにあるのは邪魔だなあ・・・」という事があるはずなんです。
しかし、意外とそこまで深く検証されておらず、住み始めてからコンセントの追加や移動・・・となる事があります。
余計な出費にもつながるし、場合によっては思い通りの変更ができない、という場合もありますので、やはり出来るだけ早めに、きちんと検討しておく事が後悔ポイントを減らす事に繋がります。
上の図は、一般的なコンセントやスイッチの高さです。
ちなみに、こういった高さなどの数字は、「床面~ボックス中心までの距離」で表します。ボックスの上端や下端じゃないので、ご注意を。
掃除機は少し高い位置にあると抜き差ししやすいですが、最近は充電式が多かったり、ロボット掃除機を使用される方も多いので、ここはあまり気にしなくてもよいかもしれません。
余りあちこちで高さが違うのも変ですしね・・・。
個人的に、気を付けておいた方がいいですよ~と思うのが、
◆「居室のベッドまわりのコンセントの高さ」
◆「キッチン、ダイニング回り」
などの点。
ベッドまわりについてですが、ベッドのような大きな家具の場合、間取りが決まった時点で、その配置も自然と決まってくると思います。
そうしてコンセントの位置を考えると、ベッドに隠れてしまったりする事もないですし、特に最近は携帯・スマホの充電ポイントは必須なので、ベッドサイドのコンセントをベッドの上面より少し高い位置に持ってくると、寝ながら充電をしたりする際のストレスがぐっと減ります。
お部屋の照明スイッチを持ってきてもいいですね。
キッチン、ダイニング周りでは、「どういった家電を、どのくらい置くか」を想定しておくとよいと思います。
というのも、例えば電気炊飯器や電子レンジは使用時の消費電力が多いので、他のコンセントと同じ回路を使うと容量を超えてしまい、いわゆる「ブレーカーがしょっちゅう落ちる」という状態になってしまいます。
そこで、こういった家電を使う事を想定したコンセントというのは、独立した回路を使用して設置されます。(見た目は普通のコンセント)
なので、上に書いたように「どういった家電を、どのくらい置くか」を想定して、あらかじめその想定に沿った独立回路コンセントを配置しておけば、余裕をもって家電を使用することができる・・・というわけです。
「レンジを使うときは炊飯器を切らないと・・・」とか「電気ケトルでお湯を沸かし始めたから、しばらく他の家電が使えない・・・」なんて、毎日やるとすごいストレスですからね・・・。
それと、地味に役立つのが、シンクとコンロの間のワークスペースの正面に配置するコンセント。
ミキサーやブレンダー、フードプロセッサーを使う時はかなり便利です!
これも検討してみてください。
☝こういうのです。
「キッチン手元コンセント」と伝えると分かりやすいかと思います。
と、ちょっと長くなったのでこの辺で。
まあいきなり「しっかり検討してみてください!」と言われてもなかなか難しいと思うので、
◆今住んでいる所での不満点
◆周りの人の体験談
なんかをまとめておくと、考えやすいと思います。
もちろん私たちに直接ご相談いただくのも大事です!
気になる事はご遠慮なく・・・。
ではまた!
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