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家づくりのお話

大分県中津市の分譲地・新築住宅・注文住宅・デザイナーズハウス。

家づくりの会社、地域密着型工務店・ハウスメーカー、フォーユーホームの中島です。

 

さて、今日はお家づくりに絶対必要な物

「フロア材」

についてです。

フロア材は大きく分けて、「無垢材」「複合フローリング材」の2種類があります。

(クッションフロアというビニール製のものもありますが、一般の住宅でメインで使う事は無いので、今回は割愛)

 

 

◆どちらが良いのか

いきなり本題ですが、これはお家づくり、特に注文住宅を考えられている方は悩むポイントの一つではないでしょうか。

どちらも長所・短所があり、「絶対こちら!」というのが言えないからです。

ではどういった特徴があるのか、です。

 

◆無垢フロア材の特徴

 

まずなんと言っても無垢フロア材とは「本物の木の板」です。

 

こちらは弊社の規格住宅「LifeBox」標準仕様の天然無垢床材ですが、

 

 

断面を見ると一目瞭然。

 

樹種によって特徴はあるものの、一つとして同じ木目や色のものが無く、お家の中にリズムというか変化が生まれ、香りも良いのでお家全体の雰囲気がグッと良くなります。

また、やっぱり手触り、足触りがとても良いです。

サラサラだけどカサカサじゃなく、ツルっと滑るわけでもない程よい摩擦感、そして硬いと言ってもやはり木の板なので、どこか柔らかい感じがして、裸足で歩いても足に響きません。

それと、調湿作用が期待できます。(よく「生きてる」「呼吸している」なんて表現されますね。)

あとは、傷が入っても表面を削る事で復活、また凹みも水を垂らして放置又はアイロンなどで加熱することで、ある程度元に戻すことが出来ます。

そして何より・・・「経年美化」。

経年「劣化」ではなく「美化」。

年を経て使い込むことでどんどん変化して味が出てきます。

この経年による変化・美化というのは、お金を出して買えるものではなく、唯一無二の、自分達だけの財産として、長く愛する事が出来ます。

毎日のうち、多くの時間を過ごす空間にこういうものがあるというのは、数値などでは表せない「満足感・幸せ」に繋がってくるので、やはりとても大きなメリットだと思います。

 

◆無垢フロア材の注意点

さて、良いことだらけのような無垢フロア材ですが、気を付けないといけないポイントもいくつかあります。

まず、複合材と比較してやわらかい為、傷や凹みが入りやすい点。

ある程度復活させられると書きましたが、深いものになったり、数が多くなってくると修復が大変、又は完全な復旧が不可能な状態にもなりかねません。

家具の移動(特に椅子)などには気を遣ってあげましょう。スリッパの素材にも気を付けてください。

そして、定期的にメンテナンスが必要な点。

美しさのある味や深みを出す為、そして汚れを防ぐ為には、オイルなどで表面を保護してあげなければなりませんが、これは一定期間ごとに塗り直す必要があります。

また、水分を嫌う為、床に何かをこぼしたらすぐに拭いてあげないと、シミや表面の荒れに繋がります。

要は気を遣って使ってあげないといけないので「手間がかかる」んです。

まあこの辺はその人の性格や、「育てる」という風にとらえればそう大きなデメリットにはならないかもしれません。

こういうのが好きな方だったら、むしろメリットですね。(一定数いらっしゃいます)

 

すると、やはり一番引っかかるのは・・・「お値段高め」な事。

無垢にしても複合にしても、値段はピンキリなので一概には言えないのですが、やはり一般的には無垢フロアの方がコストがかかります。

これは単純に商品の値段が違う為。

床材だけではなく、玄関框などの造作材、階段材まで素材を合わせていくと、結構な差が出る事があります。

ただ、上にも書きましたが、無垢フロア材の最大の長所は「プライスレス」な満足感に繋がる部分なので、その辺は全体の予算とコストのバランスを見ながら、どちらを取るか、ですね。

しっかり悩んで選んであげた無垢フロア材は、コスト以上の満足を得られる事請け合いです!

 

・・・と、まずは無垢フロア材について書きましたが、長くなってきたのでいったんこの辺で。

次回は複合材についてと、特徴比較のまとめで行きたいと思います。

 

※2/11、続きを書きました。

フロア材について。2

 

ではまた!


 

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さて、タイトルの言葉

「坪単価」

って聞いたことがありますか?

 

家づくりに取り掛かり始めた方や、興味を持っていろいろと調べ始めたような方なら、一度は耳にした事があるかと思います。

 

「単価」

というからには何かのコストを表すのだろう・・・というのは想像できるかと思いますが、要は

「建築費を建物の大きさ(坪数)で割った数字」

です。

 

例えば1,000万円で50坪のお家なら「坪単価20万円」となります。(そんなお家無いですけど・・・)

 

なんとなーくコストやグレードをイメージするには便利な言葉のような感じを受けますが、実は落とし穴が多いので、注意してください。

 

◆「坪単価」の落とし穴

では、どういうところに気を付けないといけないかというと、実はこの「坪単価」という数字。

算出の仕方に決まりがありません。

なので、宣伝の為等で安く見せようとすればどこまでも安くすることが出来ます

 

計算の仕方としては、<建築費 割る 坪数>ですが、坪単価を安く見せようとすれば、

「建築費を低くする」か、「坪数を増やす」という事になります。

 

たまにチラシなどでビックリするくらい坪単価が安く書かれている事がありますが、よく見ると施工面積や延べ床面積が50坪を超えていたりと、かなり大きい数字が基準になっていたりします。

 

また、「建築費」についても、どこまで含めるかはその会社の自由です。

たとえば、

「キッチンなどの設備費が含まれていない」

「照明器具が含まれていない」

「内装仕上げ工事費別途」

「網戸は含まない」

「ドアや窓などの建具が含まれていない」

・・・などなど。

そりゃ~安くなるよ!と思いますが、キッチンやお風呂、トイレの無いお家があるでしょうか?

照明がないお家は?

ボードがむき出しのお家は?

網戸はまだしも、ドアや窓がないお家があるでしょうか?

そんなわけがありません。

なので、坪単価の安さに目を奪われて話を進めてしまうと、追加、追加、追加・・・で気が付けば相場よりむしろ高くついてしまった・・・という事になりかねません。

 

このように、「坪単価」だけで決めてしまうと、取り返しのつかない後悔に繋がってしまうかもしれないので、「坪単価」をベースに比較しようとした場合は、

・「建築費」にどこまで含まれているのか

・「坪数」は延床面積か、会社独自ルールでの面積か

など、算出の基準はしっかりと確認しておかないといけません。

 

しかしながら、私も以前、ひたすら「坪単価は?」とご質問される方とお会いしたことがあります。

そしてひたすら「坪単価を下げてほしい」と言われ続けました・・・。

下げるというか、安く見せる事はどうにでもできますが、正しい予算組みをご提案が出来なくなってしまいます。

その時は、きちんと「坪単価」という数字の怖さをお伝えしましたが、もしこれがちょっとズルい会社だったら、言われるがまま坪単価をの数字を操作して低く見せ、最終的にはがっぽり取られてしまうという事になってしまったかもしれません。

 

 

と、いうことで、「坪単価」という数字の怖さというか、当てにならなさが伝わったでしょうか?

ただ、その会社の積算(価格決め)ルールとして、素材や設備、工法ごとにグレードを定め、それぞれできちん定義付けした「坪単価」を提示して、プランやご予算を提示する会社もあります。

そういった場合は事前にハッキリと説明をしてくれるはずです。

上に書いた、「キッチンなどの設備類の費用が含まれていない」などという場合も、しっかり説明して、納得が出来ていれば問題にはならないんですが、何も言わずにただただ「うちの坪単価は〇〇万円です!安いでしょう!」という売り方をされたら、気を付けた方が良いのかもしれませんね・・・。

 

以上、今日は意外とハマってしまう落とし穴についてでした。

 

ではまた!

 


 

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さて、この時期になるとたまに届くのが

「新築でエアコンをガンガン回しているのになんだか肌寒い」

というお声。

 

弊社の場合、断熱材は断熱性能等級4は十分クリアできる仕様で、施工の質についても断熱工事検査を受けて日々向上に取り組んでいるので、性能不足や施工不良による隙間風などでエアコンが効かないという事は無いはず・・・。

そこで詳しく伺ってみると、大体共通しているのが

「加湿をしていない」

という点。

 

冬になると「加湿」は大事なキーワードになってきますが、その主旨は「感染予防」なことが多いです。

(これももちろんとても大事!)

ですが、

「体感温度」

に触れる事はあまりありません。

 

ということで「湿度と体感温度」について考えてみます。

 

◆湿度が上がると体感温度が上がる

 

いきなり結論ですが、ではなぜそうなるのか?について。

 

人間の体は、汗をかきます。

これは、気化熱(液体が蒸発する時に、接しているものから奪う熱)の仕組みを利用して、体温を調整する為。

夏など、気温が高くなってくると汗がたくさん出ますが、寒い時でも実は少しずつ汗がでています。

本来気温が低いと水分は蒸発しにくいですが、空気が乾燥している為、この汗がどんどん蒸発し、体の表面の温度が下がり、文字通り「肌寒く」感じる様になります。

(夏は逆に湿度が高い為、汗が渇きにくく、ベタベタしますね。)

 

つまり、室内の湿度を上げれば、体の表面からの水分の蒸発を防ぐことが出来、熱が奪われにくくなる・・・という事につながるわけです。

 

◆どのくらい影響があるか

これは非常~に複雑で難しい計算式があります。

が、見てもチンプンカンプン・・・。

大体まとめると、一般的には

・湿度が10%上がると、体感温度が1度上がる

と言われているようです。

(これは室温が20度前後の時の事で、10度を下回る時は、湿度が上がると逆に寒く感じるそうです)

それと、今年はそうでもないですが、毎年流行するインフルエンザウイルスは、湿度50%を超えるとかなり数が減るそうです。

 

◆どのくらいの湿度にするべきか

という事で、ではどのくらいの湿度を保つべきか、というと

・室温18~22度で湿度45~60%

が、冬の快適な室内環境だそうです。

これ、実際の弊社事務所に設置してある温&湿度計ですが、ちょうど22度、湿度50%弱ですね。

確かに、暑くなく寒くなく、乾燥してる感じでも、ジトジトしてる感じでもなく、快適です。

エアコンで暖房をかけながら加湿器を使っています。

 

 

◆温度だけでなく湿度も管理しましょう

以上、湿度が上がればと体感温度も上がります、というお話でした。

体感温度が上げて暖かく感じるようになればエアコンなどの設定温度を下げる事が出来るので、省エネ、電気代節約にもつながってきます。

 

ただ、あまりに加湿しすぎると、結露しやすくなったり、カビの発生につながったりするので、上のような温&湿度計を置いたりして管理してみると良いかもしれませんね!

ホームセンターなどで数百円~程度で売られているので、お一つ買って、設置されてみてはいかがでしょうか?

 

ということで長くなりましたが、今日は

温めるだけでなく、湿度もコントロールして、快適な室内環境を整えましょう!

というお話でした。

 

ではまた!

 


 

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さて、先日のブログ記事で、

<国の住宅取得支援策>

について少し触れました。

今日はもう少し詳しく見ていこうかな~と思います。

 

◆「住宅ローン減税」期間13年措置の継続

住宅を購入したり新築したりする場合、金融機関から融資を受ける事があります(というかほとんどの方が受けます)。

そうすると、毎年12月31日時点での住宅ローンの残高の1%に相当する金額分、所得税と住民税の控除が受けられます。

これが「住宅借入金等特別控除」いわゆる「住宅ローン減税」です。

色々と細かい条件が付いていますが、まあ大体の方の場合は普通に受けられます。

が、

・マイホームの買い替え

・夫婦間での所有者名義・借入割合の分割

・面積が50㎡未満

・・・などの場合は気を付けましょう。減税措置が受けられなくなったり、控除される金額が減ってしまったりします。

 

それで。

 

元々はこの控除を受けられる期間というのは、「10年」と決められていたのですが、2019年の消費税増税を受けて、

「増税による影響が強く出る1年ほどの間に家を建てる(購入する)人は、負担分(+2%となった分)を3年かけて控除に充て、実質の増税負担を軽くしましょう~」

と、いうのが『「住宅ローン減税」期間13年間措置』の内容で、控除期間が13年間となるのは一定の期間の間に契約・引き渡しを済ませた場合に適用されるものでした。

ところが、新型コロナウイルスによる感染症拡大を受けて緊急事態宣言が発令されて、外出自粛要請が出たり、物流が滞って、上記の期間に間に合わなかったりといった事態が発生した為、一定の期間の部分を延長。

これが<「住宅ローン減税」期間13年措置の継続>となった流れです。

 

要約すると、

「住宅取得費用にかかる消費税10%のうち、2%分に相当するお金が戻ってきます。元々は、ある期間のうちに契約・引き渡しが出来た人達だけがもらえるものでしたが、その期間を延長します。」

ということです。

2%は大きいですよ~。

1,000万円 × 2% = 20万円

2,000万円 × 2% = 40万円

3,000万円 × 2% = 60万円

ですからね!

 

 

 

◆「住まい給付金」最大50万円の給付

さて、住宅ローン減税はその言葉にある通り、「減税」です。

払うべき税金が少なくなったり、払った税金が戻ってくる仕組みです。

それに対して、住まい給付金は「給付金」。

シンプルに、現金がもらえます。

これもいくつか条件がありますが、そう問題になる部分は無いでしょう。

注意すべき点は、収入によってもらえる金額が変動する点。

(正確には「所得割」によって)

大体の目安は下の表のような感じ。

 

収入額の目安 給付金額
~450万円 50万円
450~525万円 40万円
525~600万円 30万円
600~675万円 20万円
675~775万円 10万円

 

 

 

 

 

 

 

 

あくまで目安ですが、大体こんな感じです。

最大で50万円の現金!

手続きは簡単に出来ますので、絶対にやりましょう!

今までのお客様の場合、申請から大体2週間前後で給付されていましたが、時期によって前後はすると思います。

ただ何か月もかかるような心配はあまりしなくても良いかな、と個人的には思うので、入居後の買い物予算に組み込んでも良いですね!

クーポンなどではなく、使い道自由な「現金がもらえる」というのは本当にありがたいと思います。

 

 

というわけで、大変助かる住宅取得支援策のうち、住宅ローン減税と住まい給付金についてでしたが、あと二つ、

◆「贈与税非課税枠」最大1500万円

◆「グリーン住宅ポイント制度」の創設

もあります。

長くなってきたのでこれらについてはまた後日。

 

ではまた!

 

 

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明けましておめでとうございます。

2021年もよろしくお願いいたします。

 

さて、弊社は本日 1月7日(木)から通常営業です。

朝からアラレのような雪が降る、冬らしい一日となりましたが、無事に新年を迎えることが出来、スタッフ一同、意気軒高です。

 

相変わらずコロナ禍は続いておりますが、住宅の新築・購入・リフォーム・中古売買に関しては、

◆「住宅ローン減税」期間13年措置の継続

◆「住まい給付金」最大50万円の給付

◆「贈与税非課税枠」最大1500万円

◆「グリーン住宅ポイント制度」の創設

と、国からの支援が充実しております。

詳細はまたブログでもご説明しようと思いますが、一昨年の消費税増税~感染症拡大の影響を受けての施策の為、期限付きです。

慎重にならざるを得ない時期ではありますが、これらの支援の恩恵を十分に受ければ数百万円単位での節約となる為、「知らなかった・・・もうちょっと早く動いておけば~!」と、後悔することにならないよう、ぜひ一度ご相談いただければ、と思います。

 

それでは、重ねてではありますが、本年もフォーユーホームをよろしくお願いいたします。

 

ではまた!

 


※追記

住宅ローン減税

住まい給付金

について触れた記事を書きました。

続きはこちらへ!


 

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こんばんは。

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最近めっきり冷え込んできましたね。

加湿器をガンガンに使っていますが、朝起きると窓の結露がひどいです。

ああ早く新しいお家に住みたい・・・。

 

さて、先日地鎮祭が行われた中津市のHR様邸ですが、早速工事が始まりました。

まずは浄化槽の設置から。

これが5人槽というサイズですが、軽トラの後ろに余裕で載るサイズです。

合併浄化槽というタイプで、内部が複数の部屋に分かれていて、微生物の力で有機物などを分解し、キレイな水にして排水する様になっています。

技術の進歩で随分コンパクトになってきましたし、浄化能力もかなり向上しています。

 

 

コンパクトになったとは言え、1.5mほどの高さがあるので、結構な深さを掘ります。

重機の力はすごいですね~。

 

 

というわけで、2日ほどで設置完了。

同時に外部の配管も基礎に先行して施工されました。

浄化槽の埋設部分は、重量物に踏まれてしまうと割れる可能性があるので、杭やロープで場所を示しておきます。

建物本体の工事が完了したら、コンクリートで上部を固めます。

 

 

あとは基礎の着工を待つばかりです。

 

ところで、浄化槽と聞くと「う~ん・・・」とちょっと悩む方がいらっしゃいますが、最近の浄化槽は本当に高性能な為、排水されるのは無色透明のきれいなお水で(少し消毒薬の塩素のにおいがします)、飲めるんじゃないか?と思える程。

そもそも中津市では、全域には下水道が通っていないので、まだ多くの場所で浄化槽の設置が必要になります。

例えば気に入った土地があって、浄化槽の設置が必要だから、という点をデメリットに感じて、購入候補から外されてしまう方もいらっしゃいますが、今のところ中津市では補助金も出るし、先に書いたように浄化槽の性能自体も高性能。

加えて、適切に使えば(油分を出来るだけ流さない、トイレットペーパーの使用量に気を付ける・・・など)、年間のメンテナンス費用は、下水道の使用量よりも安くなることもあります。

下水道は確かに便利ですが、だからといって浄化槽が劣っているかというとそういうわけではないので、その点だけで土地を決めてしまうのももったいないかもしれませんね。

 

ということで、今日はこの辺で。

 

ではまた!

 

 

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こんばんは。

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グッと寒さが増してきましたが、新型コロナウイルス感染症や、毎年のことですがインフルエンザの流行もそろそろ怖い時期ですね。

フォーユーホームでも、人と接する時はマスクを必ず着用し、打ち合わせごとのデスクや椅子の消毒、打ち合わせデスクへのクリアパーテーションの設置、来社された方への手指の消毒のお願い、定期的な換気・・・と対策を行っています。

また外から帰ってきた際のうがい・手洗いもきちんと行っています。

正直、いつまで、どこまでやればいいのか・・・頭が痛いですが、出来る事はきちんとして、感染拡大を少しでも抑えていかないといけませんね。

 

さて、先日は地鎮祭が行われました!

家づくりの現地で行う最初の最初、です。

地鎮祭が行われるまでは、通常は地面を掘ったりするような作業は行いません。

仮設の電柱や水道の設置、地盤調査さえも、です。(地縄を張るくらいはしますが)

きちんとお供えをして、神職の方に祝詞をあげてお祓いをしてもらって土地を浄め、神様に工事の安全と良いお家が建てられますように・・・とお祈りをご挨拶をしてからさまざまな工事が始まります。

諸々の事情で日数的に余裕がない際など、日程の調整に頭を悩ませる時もありますが、やはり地鎮祭を飛ばすという事はまずありません。

現場の職人さんや業者さん達もその辺は共通意識を持っているので「地鎮祭はいつ?」と聞かれたりします。

 

たまに「地鎮祭は必ずしないといけませんか?」と聞かれますが、信仰による理由など、格別な理由がない際は通常通り執り行う事をお勧めしています。

まあ確かに・・・科学的な根拠は皆無でしょう。

費用も多少はかかります。(玉串料、供物代で2~3万円程度。テントの設置費用はフォーユーホーム持ちです!)

地鎮祭をしなかったらミスや事故が多くなる・・・という事もないと思います。

が!

2000年と言われる歴史を持つ、日本人の習慣の一つです。

執り行わなかった際には言い知れぬ不安がモヤモヤとうずまきます。

そしてもし仮に、なんの関係もないにしても(そして当然、起きてはいけませんが)、大きな事故やミスが起きた場合「もし地鎮祭をちゃんとしてたら・・・」なんて後悔したくないですよね?

これは何も工事中のことだけではなく、引き渡し後のお施主様ご自身の生活の上で、の事も含みます。

やはり、神様や未来の事、目に見えない事だからこそ、きちんと形にして、気持ちよく事に臨むのが大事なのではないかな、と思います。

 

家づくりに限った事ではないですが、昨今は色々な情報を集めやすく、コストの面などでもシビアに検討する傾向がどんどん強くなってきていると感じられます。

「損・得」で考える事が多くなったとも言えるでしょうか。

しかしながら、神様の事なんて、「メリット・デメリット」ではかるものでもないので、もしなにかひっかかるのなら、「そういうものなんだ」と割り切って、ここはひとつ記念として楽しもう!位に考えるのが良いのではないでしょうか。

「自分のお家を建てる為の地鎮祭」なんて、一生に一度あるかないかですからね!

お子様がいらっしゃれば、なおの事良い経験になると思います。

 

という事で、中島の持論が結構混じっていますが、地鎮祭の意義について、のお話でした。

あ、もちろん「〇〇神社の氏子なのでそこにお願いしたい」「仏式・キリスト教式でお願いしたい」など、ご要望があればお応えします!

過去には神楽舞を奉納したこともあったそうです。

 

せっかくの家づくり、何事も楽しんでいきたいですね!

 

ではまた!

 

 

 

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さて、家づくりの話題になると必ずと言って取りざたされるのが、

「賃貸・持ち家どちらが良いか」

の議論。

今日は中島の持論を交えつつ、ちょっと触れてみようと思います。

 

◆持ち家のメリット

 

1.間取りの自由さ。

これは言わずもがなですね。

建売の場合はもう出来上がってしまっていますが、注文住宅や自由設計の場合、自分たちの家族構成やライフスタイルに合わせて、様々な選択肢から選んでいくことが出来ます。

・家事が楽になるようにしたい

・収納力重視!

・各人のプライバシー空間を確保したい

・逆に、家族みんなが集まれる空間を重視したい

・こだわりの趣味を存分に楽しめる空間が欲しい

・赤ちゃんやお年寄りがいるので、安心・安全性にもこだわりたい

・・・などなどなど。

すべてが叶うとは限りませんが、もし今手狭なアパートや賃貸マンションに住んでいる場合、現在のお悩みのうち、かなりの部分を解決できるはずです。

また、家族構成の変化に備えて、改造しやすいように検討しておけば、将来の間取り変更もスムーズに行えます。

 

 

2.設備のグレードが良い。

賃貸物件の場合、収益が重視される為、設備面に関してはやはり少しグレードが落ちます。

窓や断熱の仕様などもそうです。

食洗器や浴室暖房乾燥換気扇、ウォシュレット、シャワー付き洗面台、ペアガラス、樹脂サッシなど、メンテナンスが必要だったり、初期コストの増加につながる設備は、回収する為のリスクが伴うからです。

 

キッチンやお風呂などが、少し小さい、狭い、寒い、窓越しに外の音が聞こえてくる・・・など、そのために絶対使用できない!というほどの不便さはないにしても、毎日何度も使うものだからこそ、積み重なる小さなストレスもなかなかのもの。

持ち家の場合、絶対欲しい設備、そうでもない設備・・・と取捨選択して、きちんと自分のスタイルに合ったものを選んでいけるので、毎日が快適に暮らせます。

「賃貸でもそんな設備が付いている所もあるよ!」

という意見も見ますが、やはりその分家賃に反映されるので、あまりメリットにはならないのではないでしょうか?

 

3.プライバシーが守られた空間で生活できる。

そのまま賃貸、というか集合住宅のデメリットにもつながりますが、壁一枚隔てた空間で他人が生活しているというのは、気も使うし、反対に他人の生活音や振動などからくるストレスはかなりのもの。

特に小さなお子様がいらっしゃる場合、遊んではしゃぐ声や走り回る音、泣き声などを気にして、ついついお子様を怒ったりしてしまいがち。

怒る親御さんも、怒られるお子様も、どちらもつらいですよね。

子供というのは元気の塊!

ずっと、じっと大人しく静かにしていなさい、というのは無理があります。

やはりのびのびと屈託なく過ごさせてあげたいものです。

そして、昨今は色々と物騒な世の中。

お隣さんにどんな人が住んでいるか分からないという場合だと、やはり少し不安ですよね。

 

4.老後の住居費負担の軽減

このメリットを活かすにはいくつか条件がありますが、

・メンテナンスをきちんと行い、家自体が健康

・現役引退までのローンの返済を計画的に行い、完済出来ている

・将来の間取りの変更なども視野に入れて家造りしている

などなどのポイントをしっかり押さえていれば、収入が落ちる、もしくは年金のみになる老後を過ごす中で、家賃の心配をしなくてよくなります。

固定資産税など、税金の負担は続きますが、それでも賃貸物件の家賃に比べれば負担は軽いはずです。

 

◆賃貸のメリット

 

1.移住しやすい

賃貸のメリットはなんといってもこれでしょう。

住んでみてイヤだったり、何か問題があったときには、いつでも引っ込せるという身軽さ。

ただこれ、きままな一人暮らしならまだしも、そんな引っ越す事あります??

そのままデメリットの説明になりますが、引っ越しのたびに敷金や礼金、引っ越し費用などの金銭面の負担。

また各種手続きや荷造り、新しい住居での生活空間づくりなど、時間と体力的な負担。

そうそう軽い気持ちで行えるものでもなく、あくまでも「最後の切り札」が一枚増えるだけなので、このメリットだけで賃貸を選び続ける、というものでもないと思います。

また、高齢になってきて、いざ引っ越したいとなった時や契約更新の際に、保証会社の審査が通らない為新居が用意できず、にっちもさっちもいかなくなる、というケースも耳にします。

 

2.補修費や設備交換費の負担の軽さ

賃貸物件の場合、経年劣化などでの設備類の修理や交換の費用は大家さん持ち。

自分の負担で何かする必要はあまりありません。

が、自分の希望で出来ないので、見た目が古くなってきて、雰囲気が悪いな~・・・等と思っても、

補修などのタイミングは基本、大家さん次第です。

 

3.住居費用

賃貸物件の場合、やはり持ち家よりは月々の負担は軽いです。

ただ、ここで中島の持論なのですが、特に中津市に住む場合、土地の購入費用は都会に比べてかなり軽く、家づくりの費用全体と比較しても、それほど大きくは違いません。

東京や、近くで言えば福岡などの都会だと、土地の購入費用だけでもン千万単位のお金がかかります。

そうなると話は変わってきますが、こと中津市の場合、お家を建てやすい造成済みの分譲地でも数百万円、物件によっては200万円程度で60坪以上ある土地が買えます。

60坪あれば、2階建てで車を2、3台停めて、お庭も作れますし、人気の平屋も十分建てられます。

3LDKのそこそこのアパートであれば、家賃は5~6万円を超える事も多く、加えて駐車場代、そしてプロパンガスを使用する事での光熱費の負担なども増える為、実際に家づくりの計画を立てて資金を算出して見ると、現状とそう変わらないというケースが多々あります。

 

◆まとめ

ということで、いかがでしょうか?

賃貸物件のメリットは、選択肢が多く、土地購入のハードルが高くなる都市圏では大きくなりますが、中津市近郊エリアで考えると、費用的な面でのメリット、デメリットというのは実はそんなに差がないんです。

いつまでも、いくら払っても、何も残らないお金を毎月何万円も払って少しづつストレスをためるより、少し頑張ってのびのび暮らせる安心のマイホームを建てる、という選択肢。

せっかく土地を手に入れやすい中津市に住むのなら、ちょっと考えてみませんか?

というお話でした。

 

ではまた!

 

 

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お家づくりの計画、というか「建築」という事業に欠かせないのが「建築士」。

これから「おうちを建てよう!」という方も、すでに取り組んでいる方も、耳にしたことがあるかと思います。

その中で、同列に出てくる言葉「建築家」「設計士」・・・それぞれがどう違うか、結構ふんわりとしていて、もしかしたら同じ意味で使われている、考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか??

今日はちょっとその違いに触れてみようと思います。

 

◆建築家とは

まず、「建築家」という資格はありません。(日本建築家協会という団体が認定する民間資格はあります。)

極端な話、中島が「わたくし、建築家です!」と名乗るのも自由なのです。

とはいうものの、中島が「建築家です!」と名乗っても、「何言ってんだ??」となるでしょう・・・。

なぜなら、「建築家」とは、おおむね、意匠を重視した建物の設計を行い、その人ならではの個性的なデザインを持っていたり、そういったデザインで受賞したりして、雑誌などのメディアで取り上げられ、そこではじめて「建築家」と呼ばれたりする事が多いからです。

前川國男さんとか、安藤忠雄さんは日本を代表する建築家と呼ばれていますね。

こういった方がデザイン・設計をおこなった建築物は、後世「作品」と呼ばれたりしています。

つまり、

<「建築物」という実用的なものに「芸術性」というエッセンスを加えていく仕事をする人達>

・・・というのが中島なりの解釈です。(芸術という言葉もかなり曖昧ですが)

というわけで、「建築家」と呼ばれるには、本人がそう名乗るかどうかではなく、周りがどう判断するか、という部分も大きいでしょう。

ちなみに、「デザイナーズハウス」というと、こういった「建築家」と呼ばれる方がデザインしたお家の場合が多いです。

 

◆設計士とは

さて、「設計士」という言葉について。

建築家には『建築』という大きなカテゴリーを表す言葉が含まれますが、設計士には『設計』という、より実務的な言葉が含まれます。

では、「設計士」という資格があるのかというと、これまたありません。

そして、その定義もまたあいまいで、建築業界では、「建築士の資格を持たず、設計やその補助の業務を行う人を指す」・・・と言われているそうです。

が、例えばある会社では、設計課で設計業務に従事する人を指したりする事もあるので、肩書というよりは職種を指す言葉とした方が良いかもしれません。

実際、建築士の資格を持っていて「設計士」と呼ばれる人もいます。

 

◆建築士とは

では、建築士とは?

建築士とは1級、2級、木造の3種があり、建築士法という法律で定められた、国土交通大臣もしくは都道府県知事から免許を受ける国家資格です。

この資格を持つことで初めて、ある一定の規模を超えた建物の設計、工事監理(管理ではない)を行うことが出来る様になります。

建築確認申請に名前が載ったり判子をついたりするのもこの資格を持つ人です。

 

さてここで問題になるのが、「1級建築士」「2級建築士」「木造建築士」の違い。

「1級」と聞くと、2級より優れ

「2級」と聞くと、1級より劣る

だから1級建築士がいる会社の方が良い・・・というイメージを持たれやすいですが、

全然本当にマッタク関係ありません!!

それぞれの違いはあくまで「建物の規模」の違いです。

かなり、かなり、かな~り大雑把に言うと、

1級建築士・・・なんでもOK

2級建築士・・・中規模な建物まで

木造建築士・・・小規模で、木造に限る

という感じ。(木造建築士を持っている人はあまり見かけませんが)

個人の住宅となると2級建築士で、まずカバーできます。

つまり、1級は必要ないんです。

住宅の会社で1級建築士を持たれている方でも「ハクがつくから」ということで取得されている方もいらっしゃるようです。

実際、1級建築士の方で、ビルなどの大規模構造物に関してはエキスパートでも、木造住宅の事になると、業務に関わった事すらない、という方もいらっしゃいます。

ただ、上に書いた「日本建築家協会による建築家認定」を受ける為には1級建築士の資格が必要だそうです。

 

◆まとめ

ということでまとめます。

建築家

・資格ではない

・意匠や芸術性を重視したプラン作成、設計を行う事が多い

設計士

・資格ではない

・建築士資格を持っていない場合もある

建築士

・国家資格

・1級、2級、木造の3種類があるが、能力の違いではなく、取り扱う建物の規模の違い

こんな感じでしょうか?

1級建築士がいる会社と、2級建築士がいる会社では、1級建築士のいる会社の方がよく見えますが、あくまで規模の違いなので、工事や出来上がる建物の質に違いがあるわけではないので、その点だけで判断はしない方が良いでしょう。

 

ちなみに、フォーユーホームでは、「DSS(デザイナーズ セレクション システム)」という、お客様の理想に近いお家をデザインしてくれる「建築家」の先生をご紹介して、デザイナーズハウスを建てるシステムもあります。

より個性的で、デザイン性に優れたお家を建てたい!という場合は、ぜひ

「ディーエスエスで!」

とご相談ください。

 

 

ではまた!

 

 

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家づくりのお話

こんばんは。

大分県中津市の分譲地・新築住宅・注文住宅・デザイナーズハウス・・・家づくりの会社、フォーユーホームの中島です。

 

先日の雨でまたグッと冷え込んできましたね。

中島のお家では、ホットカーペットがお仕事を始めました。

猫が一日中ホクホクしています。

 

さて、そんな先日の雨の中、朝から現場に。

中津市 犬丸で着工予定のHR様邸の現場です。

現在銀行の融資の段取り中。

の、前に、現地打ち合わせです。

この日は基礎と配管と浄化槽の業者さんが集合。

浄化槽が入る場合、配管の経路や補助金の期限などの条件が出てくるので、事前にしっかりと打ち合わせし、各々が工事に入るタイミングや、現地の状態(高低差や排水路の状況、図面との照合・・・etc.)を確認しておかなければなりません。

直接工事に関わる部分なので、本来は中島の出番はないのですが、年末年始にかかってくる事もあって、土地の決済から着工までのタイミングが結構シビアなので、その辺の予定や状況も含めて打ち合わせする必要があり、中島も出席しました。

 

皆さん、朝からありがとうございました!

 

と、まあ、お家づくりというのは、実際に作業が始まる前から、ローンの申し込み、設計や申請や打ち合わせ、段取り、確認、確認、また確認・・・と、意外とたくさんやる事があり、時間もかかります。

工事が始まってからはおおよそ3~4か月ほどで完成はしますが、初回の打ち合わせから考えると、やはり早くても6か月ほどは必要になってくるのではないでしょうか?

なので、特に、妊娠・出産、お子様の入学、ご主人や奥様の転職・復職など、大きなイベントが控えている場合は、逆算してきちんと計画していきたいですね!

ご来店・ご相談の際には、そういった情報を含め、きちんとお伝え頂く事で、無理の無い家づくり計画を立てていく事が出来ます。

そうやって、お客様の人生に触れて、一緒に家づくりをさせて頂けるというのは営業の醍醐味でもありますね・・・。

 

ではまた!

 

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家づくりのお話

大分県中津市の分譲地・新築住宅・注文住宅・デザイナーズハウス。

家づくりの会社、地域密着型工務店・ハウスメーカー、フォーユーホームの中島です。

 

最近ですが、制震装置を製造しているメーカーさんから資料を頂く事がありました。

そこで、今日のブログでは、

制震とはなんぞや?

と、それに伴って、

免震・耐震とはなんぞや?

という事に触れたいと思います。

 

では、タイトルの順番通り、まずは免震について。

◆免震とは

それぞれの名称が、読んで字のごとくなのですが、免震とは「地震による揺れを免れる」仕組みを備える事。

免れるってどういう事?というと、

<免れる>・・・身に受けては好ましくないことから逃れる。また、避けてそれにかかわらない。(大辞泉)

とある様に、揺れを伝えないようにし、建物に地震の被害が発生しないようにするという事です。

具体的には、

こんな巨大なゴムの塊を建物の基礎と地面の間に設置し、揺れを吸収します。

ゴムの塊じゃなくて、ベアリングやバネなどを使用したものなど、違う方式のものもあります。

(磁気や空気で建物そのものを「浮かせてしまう」ものも・・・! この辺になるとまだ法整備が追い付かないようで、違反建築物となる可能性も指摘されています。)

この仕組みのメリットは、何と言っても、地震に対しての仕組みの中では建物への影響が一番小さい事。

そもそも揺れないようにするんだから、当然です。

最大のデメリットは・・・コスト。

特殊な装置を、基礎と地盤の間に設置するという大掛かりな工事になる為、数百万円以上のコスト負担につながります。

この負担は個人にはかなり大きいですね・・・。

なので、マンションやビル、精密機械を扱う工場や病院、高価な文化財や美術品を収蔵する建物などに採用されることが多く、個人の住宅での採用はまだまだ多くないようです。

それと、性能を最大限発揮する為には定期的な点検・メンテナンスが必要になるので、その点も留意しておく必要があります。

 

では、次に、

◆耐震とは

について。

「耐震」とは、「地震による揺れに耐える事」です。

免震と違い、建物には地震のエネルギーが伝わります。

その際に、建物が倒壊したりしない様に、揺れに対して頑丈にしていく方法です。(硬くするイメージ?)

昨今注目度が高まっている「耐震等級3」にも使われている言葉ですね。

「耐震等級」とは、

耐震等級1 極めて希に(数百年に一度程度)発生する地震力に対し倒壊せず、希に(数十年に一度程度)発生する地震力に対し損傷しない
耐震等級2 等級1で耐えられる地震力の1.25倍の力に対して損傷を生じない
耐震等級3 等級1で耐えられる地震力の1.5倍の力に対して損傷を生じない

と、品確法で明文化された基準に沿って建築された建物に与えられる等級。

と言っても、ちょっと分かりにくいですね。

ここでいう「数百年に一度程度発生する地震」とは、いわゆる「阪神淡路大震災」が起きた時の神戸での揺れ・・・ぐらいの地震だそうです。

地震と一口に言っても、まだまだ研究が進められている段階で、長周期、超長周期、短周期、縦揺れ、横揺れ、エネルギー、震源からの距離、地盤の状態・・・と、様々な要素が絡み合って、いろんなタイプの地震があり、震度やマグニチュードといった単純な指標では一概に被害が想定出来ない為、こんな言い方になるんでしょう。

それはさておき、耐震とはあくまで、「地震を受ける事を前提にして、倒壊しないようにする」という考え方の為、確実にダメージは受けます。

耐震等級も、地震による倒壊で人命が損なわれないように、かつ、倒壊しなかったとしても、建物として使えない程損傷しないように、という考え方で設けられています。

「損傷」というのは構造躯体に対しての事で、「壁やクロスのひび」「窓ガラスなどの破損」「設備・機器類の破損」など、そのほかの部分についてではないので、期待しすぎてはいけません。

そして、耐震等級は取得する為に複雑な計算が必要ですが、この計算には「柱・壁の直下率と偏心率」は考慮されない、というのもポイント。

これが考慮されない為に、直下率が低いお家となり、結果として耐力壁の効果が弱まったり、家がねじれたりすることで、部分部分は「カタい」お家なのに、崩れてしまう・・・という事も起こりかねない点も気になります。

ただ、特殊な装置や工法を必要としない為、免震に比べてコストを抑えやすく、導入しやすい事と、法律上できちんと基準が設けられているのは確実なメリットです。

デメリットは、地震によるエネルギーを受ける事を前提にしているため、大きな地震を受けた際に、倒壊しないとしてもダメージは確実に溜まっていく点。

そして、一定量以上の耐力壁が必要不可欠の為、間取りについて、希望に添えない部分が出てくる場合がある、という点です。

 

さて、最後に

◆制震とは

について。

制震とは「地震による揺れを制御する」工法。

耐震と同様に、建物・基礎・地盤が繋がっている為、地震によるエネルギーは建物に伝わりますが、建物各所にダンパーと呼ばれる装置を設置したりして、お家に伝わった揺れを吸収・抑制します。

ダンパーは色んなメーカーさんが色んな商品を出していますが、主に、

・オイル(油圧)ダンパー

・ゴムダンパー

・鋼材ダンパー

に分けられます。

それぞれの特徴として、

油圧式

・車のショックアブソーバーの様な仕組み。繰り返される地震に有効で、余震にも対応。

・装置自体の構造が複雑になりやすい為、高価になりがち。

ゴム

・ゴムによる伸縮で揺れを吸収。繰り返す揺れにも有効。

・ゴムの特性上、気温の影響を受けやすいことと、劣化の早さが懸念される。

鋼材

・金属が曲がる事で、揺れのエネルギーを熱に変換し、建物への影響を抑える。

・シンプルな造りの為、比較的安価。ただし、繰り返す揺れに対して変換・吸収できる限界を超えてしまうと、機能しなくなってしまう。

こういったところが挙げられます。

各メーカー・各製品ごとに特長・長所・短所・価格が様々な為、これがイチバン!とは一概には言えないので、期待する性能や家づくり計画全体の予算のバランスを考えて、取捨選択していきたいところです。

 

◆まとめ

では、それぞれの特徴を簡単にまとめます。

免震

・揺れを伝えない。

・初期費用に加え、定期的な点検・メンテナンスが必要な為、コストを含めた負担が大きい。

耐震

・揺れに耐える。

・明確な基準があり、性能を把握しやすい。

・3つの工法の中ではコストを抑えやすいが、受けたダメージは蓄積されていく。

・間取りに制限がかかる場合がある。

制震

・揺れを制御する(抑える)。

・装置にもいくつか種類があり、機能・性能・コストに幅がある。

 

 

はい。

随分と長くなりましたが、いかがでしょうか?

これらの工法は組み合わせていく事も出来ますし、もちろん、より性能の高い物、安心できるもの、を取り入れられればそれに越した事はないですが、

「地震に対しては万全。でも日々の暮らしにストレスがたまる」

なんて言う事になってしまっては、家づくりの意義がかすんでしまうので、無理の無い範囲で、最適なものを選んでいきたいですね。

 

ではまた!

 

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大分県中津市の分譲地・新築住宅・注文住宅・デザイナーズハウス。

家づくりの会社、地域密着型工務店・ハウスメーカー、フォーユーホームの中島です。

 

お家を建てる時に、意外と気にされてる方が少ないな~と感じるのが、コンセントやスイッチの配置計画。

基本的には、こちらでセオリーに沿った初期配置を作り、上棟が終わった頃にコンセントやスイッチボックス等を仮付けし、現地でお施主様と直接確認しながら決めていくわけですが、あくまで一般的な配置なので、お客様の生活スタイルによっては「こっちにあればな~・・・」「ここにあるのは邪魔だなあ・・・」という事があるはずなんです。

しかし、意外とそこまで深く検証されておらず、住み始めてからコンセントの追加や移動・・・となる事があります。

余計な出費にもつながるし、場合によっては思い通りの変更ができない、という場合もありますので、やはり出来るだけ早めに、きちんと検討しておく事が後悔ポイントを減らす事に繋がります。

 

上の図は、一般的なコンセントやスイッチの高さです。

ちなみに、こういった高さなどの数字は、「床面~ボックス中心までの距離」で表します。ボックスの上端や下端じゃないので、ご注意を。

 

掃除機は少し高い位置にあると抜き差ししやすいですが、最近は充電式が多かったり、ロボット掃除機を使用される方も多いので、ここはあまり気にしなくてもよいかもしれません。

余りあちこちで高さが違うのも変ですしね・・・。

 

個人的に、気を付けておいた方がいいですよ~と思うのが、

◆「居室のベッドまわりのコンセントの高さ」

◆「キッチン、ダイニング回り」

などの点。

 

ベッドまわりについてですが、ベッドのような大きな家具の場合、間取りが決まった時点で、その配置も自然と決まってくると思います。

そうしてコンセントの位置を考えると、ベッドに隠れてしまったりする事もないですし、特に最近は携帯・スマホの充電ポイントは必須なので、ベッドサイドのコンセントをベッドの上面より少し高い位置に持ってくると、寝ながら充電をしたりする際のストレスがぐっと減ります。

お部屋の照明スイッチを持ってきてもいいですね。

 

キッチン、ダイニング周りでは、「どういった家電を、どのくらい置くか」を想定しておくとよいと思います。

というのも、例えば電気炊飯器や電子レンジは使用時の消費電力が多いので、他のコンセントと同じ回路を使うと容量を超えてしまい、いわゆる「ブレーカーがしょっちゅう落ちる」という状態になってしまいます。

そこで、こういった家電を使う事を想定したコンセントというのは、独立した回路を使用して設置されます。(見た目は普通のコンセント)

なので、上に書いたように「どういった家電を、どのくらい置くか」を想定して、あらかじめその想定に沿った独立回路コンセントを配置しておけば、余裕をもって家電を使用することができる・・・というわけです。

「レンジを使うときは炊飯器を切らないと・・・」とか「電気ケトルでお湯を沸かし始めたから、しばらく他の家電が使えない・・・」なんて、毎日やるとすごいストレスですからね・・・。

 

それと、地味に役立つのが、シンクとコンロの間のワークスペースの正面に配置するコンセント。

ミキサーやブレンダー、フードプロセッサーを使う時はかなり便利です!

これも検討してみてください。

☝こういうのです。

「キッチン手元コンセント」と伝えると分かりやすいかと思います。

 

 

と、ちょっと長くなったのでこの辺で。

まあいきなり「しっかり検討してみてください!」と言われてもなかなか難しいと思うので、

◆今住んでいる所での不満点

◆周りの人の体験談

なんかをまとめておくと、考えやすいと思います。

もちろん私たちに直接ご相談いただくのも大事です!

気になる事はご遠慮なく・・・。

 

ではまた!

 

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